【現役店長が解説】セルフレジ導入におけるメリットとデメリットの実態とは!?

セルフレジ
セルフレジ 引用元:https://news.livedoor.com/article/detail/16229218/

どうも、山田店長(@yamada_tencho)です。

最近はどこの小売店に行ってもセルフレジが導入されています。

コンビニにでさえもセルフレジが導入される時代です。

 

セルフレジを導入するメリットって何?デメリットはないの?

 

もしあなたのお店でもセルフレジの導入を検討しているようでしたら、以下をぜひ参考にしてみてください。

 

実際に私の店にセルフレジを導入した経験を元に、そのメリットとデメリットを紹介します。

 

月商5億、従業員約300人の現役店長が実際に感じた事を、率直に解説します。

 

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セルフレジとセミセルフレジの違い

セルフレジ

セルフレジ 引用元:https://satudora-hd.co.jp/prblog/service/1405/

大前提として、いわゆる小売店におけるセルフレジには2種類あります。

セルフレジとセミセルフレジです。

違いは、

 

商品のスキャンと精算の仕方

 

です。

具体的には、

 

・セルフレジは商品のスキャンから精算まで全てをお客様に委ねます。
・セミセルフレジは、商品のスキャンは従業員が行い精算をお客様に委ねます。

 

じゃあおすすめはセルフレジ?セミセルフレジ?どっちなの?と、思われるかもですが、結論私のおすすめはセミセルフレジです。

 

主流はセミセルフレジな理由

自分のおすすめはセミセルフですが、世間の主流もセミセルフです。

最近の小型クラスのスーパーでもセミセルフが多いです。

ディスカウント系スーパーはほとんどがセミセルフ。

そんな印象です。

では、なぜセミセルフが主流なのか?解説します。

 

セルフレジを嫌う人が一定数いる

もっとも大きな理由がこれです。

人間味がないとか、レジは接客部門だから人がいないとダメだとか、正直ちょっと古めの考えを持つ人が、店側にもお客様側にも一定数いるからです。

特に年配の人に多いのですが、新しいことに対する食わず嫌いな人たちです。

 

セルフレジはお客様対応専門の人員を配置しないといけない

セルフレジは、完全セルフかというと結局は完全に無人化をすることは難しいです。

 

セルフレジではなんだかんだトラブルが発生します。

 

その際にそれをフォローする従業員を配置しないといけません。

だったら、最初からセミセルフにしておいて、お客様が慣れていない商品スキャンだけを従業員側で行う方が、結果的に効率が良くなります。

 

セミセルフレジはレジ違算が出ない

えっ?本当?って思われるかもですが、本当です。

お客様に商品スキャンをしてもらうセルフレジだと、悪意があろうとなかろうと、必ず商品の通し間違いがあるからです。

購入した商品の数量を過不足した状態で精算したり、レジをスキャンせずに袋詰めされたり・・・

セミセルフレジでもゼロとは言いませんが、その確率はセルフレジよりも低く抑えることができます。

 

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セルフレジ導入のメリット

セルフレジ

セルフレジ 引用元:https://siegtax.com/2018/10/18/self-registration/

それでは、セルフレジとセミセルフレジの違いをご理解いただけたかと思いますので、以下では基本的にセミセルフレジを導入する前提でそのメリットを解説させていただきます。

 

人件費削減

セルフレジ導入の最大のメリットはこれです。

ただし、セミセルフレジの場合は、レジ人件費が半分になるかと言うとそうではありません。

 

むしろそれほど変わりません。

 

お会計の作業がなくなるので、業務効率はよくなりますが、人を減らす事は出来ません。

完全セルフレジの場合は、大幅に削減が可能です。

ただし、当然ゼロにすることはできませんので、数台につき1人の人員を配置することをしないといけません。

 

会計時間の短縮

セルフレジ導入の最大のメリットは会計時間の短縮です。

会計時間が短縮される事で、

 

お客様の待ち時間におけるストレスも解消されます。

 

いくら安くても、いくら良いものを扱っていたとしても、レジで待たされる時間がないとまた来ようという気になれませんからね。

で、最終的にはこの会計時間の短縮が売上の向上につながると言っても過言ではありません。

 

レジ従業員が商品に直接触れないので衛生的

これは惣菜関連、青果・ベーカリー系が該当します。

特に青果は直接商品に触れてレジを通す事になるので、セルフレジでない限りレジスタッフが直接手で触ることになります。

一般的にはそれほど気にされない方の方が多いとは思いますが、人の手の触れる機会が少ないに越したことはありません。

衛生的にもセルフレジはメリットが大きいですね。

 

おつりの渡し間違い・レジの打ち間違いがなくなる

これは理論上当然なのですが、お会計をお客様に託してすべて機械がやってくれるので、基本的にはレジでの違算は出ません。

これまでは人為的要因で出ていたロスはなくなると思ってもらっても結構です。

 

5000円預かったのに、レジで10000円預かりと入力してしまってお釣りを多く返してしまう・・・。

 

そんな泣きたくなるようなレジミスはなくなります。

これも、セルフレジを導入する大きなメリットのひとつです。

 

レジ内両替が必要ない

セルフレジ

セルフレジ 引用元:https://news.livedoor.com/article/detail/16229218/

他のサイトではほとんど解説される事がありませんが、

 

これまで必要だったレジ内両替が必要なくなります。

 

どういう事かと言うと、営業していると当然現金のやりとりが発生します。

それが何度も繰り返されると、当然の事ながら特定の硬貨・紙幣が不足してきたりします。

1万円札は増えて千円札が減る。

500円硬貨は増えるけど100円硬貨は減る。

そういった状態になると、当然レジの中の現金を両替しないといけなくなります。

 

この作業が非常に面倒なんです。

 

事務所から棒金を持ってレジに行き、お札と交換する。

セルフレジにすると、

 

この作業がなくなります。

 

理由は、レジ内に多くの準備金を置いておけるからです。

 

これ、すごくないですか!?

 

やったことがある人からすると、まさにレジ業界の革命と言っていいかと思います。

私は、これを知った時本当に感激しましたもんね。

ひょっとしたら、レジのセルフ化の際のメリットはこのレジ内両替がなくなる事じゃないでしょうか?

 

内部不正防止

レジ従業員が物理的に現金に触れる事がなくなるので、

 

内部不正の防止にもつながります。

 

セルフレジ導入の実質的なメリットはこれかもしれません。

レジでの不正を見つけて問い詰める時のあのさみしい気持ちを味わわなくて済むと思うと、店長としてはそれだけでもセルフレジの導入を進めたくなります。

 

客側のメリット

店側のメリットは上記の通りなのですが、客側のメリットはというと以下の2点です。

どちらも心理的プラスとなるので、セルフレジ導入を後押しするメリットと言っていいかと思います。

 

セルフレジは大量の小銭で会計できる

せこいと思うかもしれませんが、これ実はすごい大事です。

通常レジだと、並んでる人に悪いから。。。と思ってついつい小銭を出しそびれる、なんてことがありますが、セルフレジだとそういった事はありません。

お客様の心理的なストレスの解消にもつながります。

 

半額商品ばかり買う時に恥ずかしくない

これもお客様の心理的ストレスを緩和するという意味ではメリットとなります。

ですが、これが出来るのは完全セルフレジのみです。

当然の事ながら、セミセルフレジは従業員が商品スキャンをしますので対象外となります。

 

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セルフレジ導入のデメリット

セルフレジ

セルフレジ 引用元:https://shitekabu-navi.com/self-register/

ここまでセルフレジ導入のメリットばかりを言ってきましたが、当然の事ながらデメリットもあります。

以下では、具体的に私の店でセミセルフレジを導入した時の体験談を元にそのデメリットをお伝えさせていただきます。

 

セルフレジ導入当初は混乱を招いた

セルフレジ導入2週間前から、お客様向けの事前告知をしました。

事前に従業員にも説明をしました。

 

準備は万端。

 

そう思っていました。

が、実際は違っていました。

最大のポイントは、

 

意外とセルフレジを使いこなせないお客様が多かったことです。

 

商品のスキャンはこちらでやるので問題ないと思っていました。

それでも導入当初は混乱しました。

理由は簡単です。

 

うちの店はお会計方法が多岐に渡り、オリジナル電子マネーカードがあったりで、お客様にとってのレジ会計での作業が多かったから

 

です。

そもそも、電子マネーカードを持ってるかどうか。

チャージをするかどうか。

商品券・ギフト券の類の処理等、とにかくレジ作業が多く、それを全てお客様に丸投げする形になったのでお会計がパンクしました。

もうこれはデメリットでしかありませんでした。

そのため、従業員がたびたび呼ばれ、業務効率が向上するどころか、お客様対応に多くの時間を取られてしまい非効率となってしまいました。

結果としてセルフレジ導入が定着するまでに相当な時間を要してしまいました。

これは本当に大きな反省点でした。

当然の事ながら、普段から現金会計orクレジット会計くらいだったら問題ないと思いますので、ご安心いただければと思います。

 

導入当初は違算ロスが多く発生

もうひとつの大誤算が、

 

お会計を終わらずに帰ったお客様が多くいた

 

という事です。

そんなアホな・・・と思われるかもしれませんが、セルフレジ導入当初はこういったお客様が本当に多かったんです。

うそみたいな本当の話です。

当然のことながら、お客様に悪意があった訳ではありません。

 

年配のお客様が、お会計が終わったと思い込んで精算せずに帰られるという事案が相次いだんです。

 

お会計作業が複雑なため、お客様にはそういう風に受け止められかねないシステムになっていたと言わざるを得ません。

これらの想定外の状況を三ヶ月くらい続いたと思います。

お客様に慣れていただくまで本当に時間がかかりました。

あなたのお店のお会計方法って複雑だったりしませんか?

現金orクレジットのみでの会計ならセルフレジ化におけるメリットをすぐに享受できますが、うちのように多岐に渡る会計方法がある場合は上記のようなデメリットやトラブルに十分ご注意ください。

 

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まとめ

セルフレジを導入するにあたって、当時の自分に言っておきたいことはただひとつです。

メリットは大きいが、

 

導入当初は業務負荷が増えるというデメリットを事前に想定しておく事

 

これが肝要です。

もうこれしかないです。

 

長い目で見れば費用対効果は確実にあります。

 

導入はすべきだと思います。

ですが、メリットばかりを見て、導入当初のデメリットを見ないと、本当に痛い目を見るので注意が必要です。

ここまでセルフレジの導入のメリットとデメリットについて、他のサイトでは触れない実情まで踏み込んで解説させていただきました。

ここまでの内容が参考になったようでしたら、ぜひ↓から実際にPOSレジを検討してみてはいかがでしょうか?

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あなたのお店に合ったレジ会計方法を見つけるお手伝いが出来れば幸いです。

 

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プロフィール

山田店長

飲食店スタッフ⇒通信機器販売員⇒食品バイヤー⇒大手小売業現役店長へ。
現在は月商約5億・従業員数約300人の店舗で店長をやっております。店長経験はもう10年以上。
この経歴を元に、店長として持ってる知識と経験をここでお伝えしていきます。
現役店長さんの日々の業務に、少しでもお役に立てれば幸いです。

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