どうも、山田店長(@yamada_tencho)です。
店長という職業は、実はすごくストレスもたまりますし、日々の営業の中で起こる様々な事に対応しないといけないので、頭も使います。
当然の事ながら店長ですので数字の管理も必須ですし、目標としている予算を割る事がないように数字の組み立てもしないといけません。
そんな時一般社員であれば、同僚に相談したり先輩社員に直接聞く事も出来ます。
ですが、店長となるとなかなかそうも行きません。
直接の上長となるエリアマネージャーも月に1回か2回しかお店に来ないですし、電話だけではなかなか伝わりにくい内容もありますし・・・。
店長って、そういった事を相談したくても、なかなかその相談相手がいないんですよねぇ。
と、思ってませんか??
店長という立場上、誰かれ構わず相談する訳には行きませんが、実はあなたの周りにいる良き理解者を忘れてはいませんか?
直接的な相談はなかな出来ないかもしれませんが、あなたが今直面している課題についてのヒントはもらう事が出来るかもしれません。
ここでは、そんな店長の相談相手として、こういった人がおすすめですよ、という人達を紹介します。
私も今でもこれらの人には普段からいろいろな話をさせていただいて、店長業務の中のヒントを実際にもらっています。
ですので、あなたも一度以下の方々に相談してみてはいかがでしょうか?
経理・事務員さん
店長の一番の相談相手は、間違いなく経理・事務員さんです。
単純に傍にいるから、という訳ではないです。
特に長く勤務されている経理さんや事務員さんは、いろんな店長を見て来ているはずです。
こんな時こんな事して失敗した、あんな時あんな事して成功した。
そんな体験を持っているはずです。
しかも、店長の一番近くにいてそれを見ていたはずです。
例えば、売上が厳しい時にはこんなイベントをした、だとか、人がいなくて困った時はあんな事をしてその時期を乗り切った等。
こういう風に、今の現状のような時に過去どんな事をしてきたか?という質問に経理・事務員さんは答えられるはずです。
そして、それらのアドバイスをもとに、あなたなりに店長として改善策を実行すればいいのです。
恐らくあなたが思っている以上に、経理・事務員さんは店長の事を見ています。
そんな経理・事務員さんだからこそ、ぜひ店長として困った事があったりした時には積極的に相談してみてください。
きっと、現状を乗り切るためのアドバイスをもらえるはずです。
間接部署の方
次に意外と見落としがちかもしれませんが、清掃員・駐車場管理員・警備員さん等の間接部署の方々です。
いわゆる間接部署の方々なのですが、普段あなたはこういった人達と言葉を交わしていますか?
これらの間接部署の方の特徴は、特に人を見ています。
ある一定のルーチンワークをする人というのは、普通のスタッフよりも人を見る力があります。
直接商品に関わる事がないので、どうしても人を見る事が仕事にもなってくるのです。
そんな間接部署の方は、その人を見る力によってお客様の様々なニーズを実は知っていたりもします。
お客様が帰り際にぽろっともらしていたお店に対する不安。
普通は直接吸い上げる事が出来ないお客様の声、これを拾ってくれるのも関節部署の方は得意です。
そういった観察眼を持つ人達だからこそ、例えば
と、質問してみてください。
恐らく、あなたでは絶対に思いつかないような事を言ってくるはずです。
それがすぐに実現可能かは分かりませんが、これまで自身で考えた事もない内容だと思います。
むしろヒントというか、その方々からすると、よくぞ聞いてくれた!とばかりに多くの事を語ってくれるかもしれません。
ちょっと相談したつもりが、そんなにお店の事を思ってくれてただなんて・・・。
これ、実際私が体験しました。
清掃員なので、店の売上なんてこれっぽっちも考えたりしてないんだろうなぁ、そんな事を思っていた自分が恥ずかしくなった事があります。
どんな職種でも社員でもアルバイトでも、やっぱりどうやったらもっと自分のお店が人気店になるか、売上があるか、そういった事を考えているものです。
ですので、直接的な答えではないかもしれませんが、あなたの悩みを解決するための多くのヒントを得る事ができるはずです。
自分には相談相手がいない・・・なんて思う前に、こういった間接部署の方々に相談してみるのもいいかもしれませんよ。
年配のパート・アルバイトさん
これはもう人生の先輩として相談に乗ってもらうようなイメージになります。
特に売上や予算等の数字の部分ではなく、人間関係やお客様に対する悩みについては、是非年配のパート・アルバイトさんに相談してみてください。
自分の職場には、警察官を定年退職して、現在保安員として勤務していただいている70過ぎのアルバイトさんがいます。
当然警察官だったという経歴もあって非常にきっちりした方なのですが、やはり考え方にも芯が通っており何を相談してもきっちり答えを返してくれます。
当然直接的な答えではないですが、自分の行動の指針となるまっすぐなアドバイスをもらえるので、私は何かあるとすぐにこの人に相談しています。
あなたの周りにもいませんか?
年配じゃなくてもいいです。
あなたよりも年上、店舗で最高齢の方、普段なかなか話す機会がないかもしれませんが、人生の先輩として良きアドバイスがもらえることだと思います。
まとめ
店長って迂闊に口を滑らせていろんな人にいろんな事を言ってしまうと、後々大変な事になったりします。
そう考えると、言いたい事も言えない、なんて事になりかねません。
ですが、↑で紹介した方なら比較的安心だと思います。
まとめると、店長が相談するなら
②間接部署の方
③年配のパート・アルバイトさん
これらの方がおすすめです。
ポイントは、店長という職責で話すのではなく、ひとりの人間として相談する事です。
業務の延長として聞いてしまうと相手も身構えてしまいます。
ちょっとした雑談のつもりでぜひ聞いてみてください。
きっと、あなたひとりでは考えもつかないような答えが返ってくるはずです。
あとは、その答えをいかにあなたがアレンジして結果に繋げていくか、ただ、それだけです。
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