どうも、山田店長(@yamada_tencho)です。
スーパーの鮮魚のアルバイトに少し興味あるんだけど、仕事内容がきつかったり、臭くて匂いが服に付いたりしないのかなぁ?
そう思っている人のために、現役店長の私山田が、スーパーの鮮魚部門の業務内容を分かり易く解説します。
鮮魚アルバイトのイメージって、きついとか臭いとかって思っていませんか?
鮮魚アルバイトは辛い⇒本気で魚を捌く時だけはしんどい
スーパーの鮮魚アルバイトについて間違った認識をされる人も多いようなので、その具体的な内容について解説させていただきます。
これを知れば、今すぐにでも鮮魚アルバイトの求人を探したくなること間違いなしですよ。
スーパーの鮮魚アルバイトの具体的な内容は?
よく勘違いされがちなのですが、一口に鮮魚のアルバイトと言っても大きく3つに分かれます。
2.寿司や刺身の盛り付け等の軽作業
3.値下げ・掃除等の軽作業
このどの部門に配属されるかで、業務内容は大きく変わります。
以下では、それぞれの詳細を分かりやすく解説します。
魚を捌くのは職人の仕事
魚を捌くのは、主に社員の人が多いです。
魚を捌くのは、文字通り職人の仕事で危険を伴います。
ですので、一般のアルバイトは捌きたくても捌かせてもらえません。
ちなみに、勤務時間帯は主に早朝から夕方までです。
寿司の盛り付けはマニュアルもあって簡単
自分は盛り付けのセンスとかないし、あんなに上手にお寿司を盛り付けられるか不安。
もしそう思っているようでしたら、安心してください。
寿司については、基本的にシャリは機械が握ってくれます。
その上にネタを乗せて、順番通りにトレイに並べるだけです。
この工程にはマニュアルがあるので、
これは刺身も同様です。
鮮魚部門のお寿司や刺身の盛り付けは主に早番から中番帯の仕事となります。
値下げ作業
↑で紹介した仕事は昼間の仕事でしたが、ここからは夕方5時以降の遅番の仕事となります。
遅番のもっとも重要な仕事は、
です。
基本的に寿司も刺身も当日製造分は当日売り切りが基本です。
そのため、時間によって値引き率を決めて、商品に値下げシールを貼っていきます。
これはあなたもスーパーで見たことがあると思いますが、あのまんまのイメージで問題ありません。
この値引き作業のデメリットをひとつだけ言うならば、
という事ですね(笑)
掃除・片付け
鮮魚アルバイトの遅番のメイン業務として、作業場内の掃除・片付けがあります。
これは売り場側の掃除とはまったく違っており、以下のような作業内容となります。
2.作業場内の水回り・床の清掃
他の部署の清掃との最大の違いは、魚のあらの処理です。
いわゆる魚の骨や頭の部分等、商品価値のない部分の処理です。
処理といっても、職人さんが魚を捌いた際に専用のバケツの中にためておいてくれます。
そのたまった魚のあらをゴミ捨て場に持っていきます。
ただ、魚のあらは通常のゴミとして処理するのではなく、専門の業者さんが回収に来てくれます。
次に作業場内の清掃です。
水回りの清掃は、自宅の掃除と同じイメージで結構ですが、必ず毎日欠かせないのが床の清掃です。
いわゆるデッキブラシで毎日ゴシゴシします。
これは作業場の規模にもよりますが、鮮魚部門の唯一の力仕事だと言っていいかと思います。
鮮魚アルバイトは女性でも問題なし
職人さんのイメージの強い鮮魚アルバイトですが、それ以外の刺身やお寿司の盛り付け・遅番の値下げ作業や清掃は女性アルバイトさんが主力となっています。
作業内容も↑で説明した通り、女性でも十分にこなせる内容ですので、まったく心配はいりませんよ。
スーパーの鮮魚アルバイトで働くメリットは?
具体的な鮮魚アルバイトの内容を解説させていただきましたが、では、鮮魚アルバイトで働くメリットはあるのでしょうか?
意外と世間には知られていないと思いますので、ぜひここでその実態を知っていただければと思います。
鮮魚アルバイトは基本的に楽
楽と言うと誤解を招きかねませんが、体力的には高齢の方でも問題ありません。
そう考えると、肉体的にも精神的にも楽だと言っていいかと思います。
ただし、職人として魚を捌く場合は別です。
魚を捌くのは体力も精神力も使いますので、楽な仕事とはとても言えません。
ですが、鮮魚アルバイトをする上では必要のない技術となりますので、よほど興味がない限りは必要のないスキルです。
鮮魚アルバイトの遅番は人間関係から解放される
これは特に遅番なのですが、人間関係で悩まされることはほぼありません。
鮮魚アルバイトの遅番は、少人数制です。
どこのスーパーでも最後の締め作業はひとり、というのも珍しくありません。
さみしいと言えばさみしいかもしれませんが、気が楽と言えば楽ですよね。
学校帰りの学生さんなんかには、変な気遣いも必要ないですし、ぜひおすすめしたいですね。
夏でも涼しい
意外と知られていないのですが、
鮮度を必要とする商品を扱うので、作業場内は常に温度管理がされています。
夏場に売り場で汗をかきながら品出しをしている他アルバイトさんもいますが、作業場ではそんなことはありません。
じゃあ、冬はどうなんだと思われるかもしれませんが、寒ければ作業着の中に着込めば問題ありません。
そういった意味で、作業場内での環境は、他の部署よりも相当恵まれていると言っていいかと思います。
時給はそれなりにいい
一番気になるのは時給ではないでしょうか?
うちの店では、一番高い時給はレジです。
その次に生鮮4品と言われる、鮮魚・精肉・惣菜・青果のアルバイトとなります。
生鮮部門のアルバイトは、いまだにネガティブなイメージがあるようで、正直応募は他の部署よりも少ないんです。
ただし、実際勤務してしまえば、離職率が低いのも生鮮部門のアルバイトの特徴でもあります。
スーパーの鮮魚アルバイトで働くデメリットは?
メリットばかりを紹介してきましたが、じゃあ鮮魚アルバイトで働くことにデメリットはないのかというとそうではありません。
ただし、一般的に思われているデメリットも実はそうではない、という事も多々あるので、実際に鮮魚アルバイトの環境にあるデメリットを紹介します。
鮮魚アルバイトは臭いと思われがち
これを心配される方が最も多いと思います。
答えはYesでもありNOでもあります。
というのも、作業場内は確かに魚を扱うので、当然匂いはします。
魚を捌く作業場なので仕方がありません。
一方、それほど苦にならないよと言う人にはおすすめです。
それと、匂いに関するもうひとつの気がかりが、
という事だと思います。
これについてですが、
制服も定期的にクリーニングされますし、魚の匂いが嫌で辞めた、という人は私の店ではこれまでひとりもいません。
結論、鮮魚アルバイトで臭いとか匂いの心配は特になし!です。
早番の職人は個性の強い人が多い
これをデメリットというかどうか微妙ですが、早番で魚を捌く職人さんは個性的な人が多いです。
いわゆる職人肌の人なので、頑固だったり、口数が少なかったり、やたら細かい事まで厳しかったり・・・。
でもまぁ、食に携わる仕事なので、これは当然です。
というか、職人さんが厳しくなかったら、それこそ食中毒を出すようなリスクさえもはらんでいると言っていいかもしれません。
ただし、昔みたいに理不尽な事で怒られたり、間違っても包丁が飛んで来たりすることはありませんので、ご安心ください。
作業服の着替えがめんどくさい
店長としても個人的にも、鮮魚アルバイトの最大のデメリットは、
だと思います。
毎日白い作業服に着替えて、キャップもしっかりかぶって髪の毛が落ちないように留意しないといけません。
また、指輪やイヤリング等の装飾品も外すのがルールです。
手洗いルールなんかも厳しく、肘までしっかり洗わないといけません。
衛生面を考えれば当然といえば当然なのですが、どうしても面倒だなぁとは思ってしまいます。
ついでに言うと、
これに抵抗がある人もいるかとは思いますが、食に携わる以上避けては通れません。
このあたりは、他のアルバイトと決定的に違う部分でもあります。
逆に言うと、これらに特に抵抗がないのであれば、鮮魚アルバイトに挑戦してみるのは全然ありですよ。
まとめ
結論、スーパーの鮮魚アルバイトはおすすめです。
世間的なちょっとネガティブなイメージはあるかもしれませんが、実際はそうではありません。
まとめると
2.遅番の仕事は基本的に軽作業なので楽
3.臭い・辛いと思われがちだけど実はそうでもない
アルバイトとはいえ、どうしてもイメージで仕事を選びがちです。
ですが、鮮魚アルバイトは、実態を知れば思っているよりも楽に稼ぐ事が出来ます。
知っているか知らないかだけで、こんなに差が出るアルバイトも珍しいのではないでしょうか?
もし今アルバイトを探しているようでしたら、ぜひスーパーの鮮魚アルバイトにチャレンジしてみてください。
※その他スーパーのバイトについては↓でまとめています。
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