どうも、山田店長(@yamada_tencho)です。
あ~店長って辛い・・・。
もう辞めたい・・・。
他の店長は、いったいどんな時に辞めたいって思うんだろう。
私も長く店長をやっていると、そりゃあ店長を辞めたくなる時もあります。
お客様から理不尽なクレームを言われてへこんだりもしますし、売上がなかなか上がらなくて苦しむ事もあります。
でも、不思議とそんな時には店長を辞めたいとは思わないんです。
逆にもっと頑張ろうと思うんですよね。
では、実際に現役店長である私が店長を辞めたいと思う時ってどんな時だと思います?
きっと店長経験のある人だったら共感してもらえると思いますので、そんなちょっとした店長の苦労話をさせていただきます。
スタッフの不正が発覚した時
結論から言いますと、自分が店長を辞めたいと思うのは、部下やスタッフが不正をした時です。
レジからお金を抜いたり、商品を無断で持ち帰ったり・・・。
私が店長を務める店は従業員が300人を超えます。
正直ひとりひとりにまで目が行き届くかと言うと、実際は無理です。
当然不正が出来ないような仕組みは作っているのですが、どうしても抜け道があります。
それについてはどうしても防ぐ事が出来ないんですよね。
あと、確信犯的に不正をされると発見が遅れたりもします。
そういったスタッフの不正が発覚した時は、正直店長を辞めたくなります。
自分にもっと出来る事はなかったのか
スタッフの不正があった時一番に思うのが、そのスタッフがなぜ不正をしたのか?
それを自分が気付いてあげられなかった事に対して、自身の店長としての無力さを感じてしまいます。
そして、店長としての自信をなくして、店長なんて辞めてやる・・・と思ったりもします。
・そうなる前になぜ気付いてあげられなかったのか?
・そのスタッフにもっと出来る事があったのではないか?
・それらが出来ていなかったから、そのスタッフは不正を働いたのではないか?
いろんな事が頭を過ぎるんです。
そう考えれば考えるほど、自分は店長に向いてないのかなとか、この会社で店長をするよりも転職して別の仕事した方がいいのかな、みたいな事を考えてしまったりしてしまいます。
参考記事⇒店長に向いていない人の典型的な3つのタイプとは!?
それでも店長を辞めない理由
私が店長を辞めずに今まで続けて来られた理由はただひとつで、スタッフや部下の成長を見るのが自分のやりがいになったからです。
逆に言うとだからこそ、そんなスタッフに不正をされたりすると、正直メンタル的に相当しんどくなります。
いわゆる、信頼していた人に裏切られた時の無力感ってやつです。
店長とは、人を育てて数字を作る事が仕事だと思っています。
その根本の人を育てるという事が出来ない以上店長としては失格なのかもしれません。
でも、やっぱり自分の下にいてくれるスタッフの成長を見ていたいし、手助けをしてあげたいんですよね。
自分の持っている知識や経験の全てを与えて、それを糧に自身を成長させる材料としてして欲しいんです。
そう考えると、部下に不正があって自分の力の無さを感じたとしても、私はやっぱり店長としてまだやらないといけない事がある、と思っちゃうんです。
それが私が店長を今でも辞めずに続けている唯一の理由です。
まとめ
私は今の店長という職に就くまでに何度か転職して会社を変えました。
ですが、店長になってからは仕事のやりがいを肌で感じる事が出来、今に至っています。
ただ、どうしても部下やスタッフに不正等があると、自分の力不足を感じて店長を辞めたくなってしまうんですよね。
でも、それにめげずに今日も店長としてがんばって行こうと思います!
だって、私にはまだ店長としてやり残した事がたくさんありますからね。
あっ、私がこうだからといって、もしあなたが店長を辞めたいと思ったら、無理して続ける必要はないと思いますよ。
あなたの勤める会社がブラックなのであればすぐに転職した方がいいでしょうし、もし私のような経験をして精神的に限界だと思うなら別の道を歩むのも、それはそれでありだと思います。
最近は退職を代行してくれるサービスもありますし、転職サイトもたくさんありますからね。
もし気になるようでしたら、↓の記事も参考にしてみてください。
カテゴリー