どうも、山田店長(@yamada_tencho)です。
小売業において店長が土日休むだなんて、そんなのありえない!
というのは、もう過去の話です。
そんな幻想にいつまでもとらわれているなんて、時代の流れに置いていかれているとしか言いようがありません。
この記事は、そんな小売業の過去の幻想を見ている人に向けて書かせていただきました。
・そんなの業界の常識とは反している!
そう思っている方はぜひ最後まで目を通してみてください。
あなたの常識が世間の常識ではないことが、ご理解いただけるかと思います。
では、解説します。
【結論】家族持ちは土日休み、独身者は平日休むのがベスト
結論はタイトルの通りです。
プライベートが充実すれば、仕事に向ける情熱も大きくなりますからね。
一方、独身の店長またはスタッフは、率先して土日働いて平日に休むべきです。
詳細は後述しますが、
小売業界の常識的には、未だに週末休む=悪、みたいな風潮があるのは間違いありません。
では、店長が土日休むことの弊害って何なんでしょうか?
店長が土日休むことの弊害はあるのか?
店長が土日休んでも何も問題はありません。
なぜか?
小売業界の常識とされる2点を解説します。
小売業は土日が書き入れ時なので休むのはおかしいという風潮
小売業の土日はお客様が多く来店いただけます。
当然忙しくなると、文字通り猫の手も借りたくなります。
だからと言って、店長の手が必要な訳ではありません。
あくまでも猫の手です。
その業務を果たせているのであれば、土日に店長が休んでいても何も問題はありません。
それなのに、古い考えの諸先輩方は、小売業で土日休むなんてけしからん!と思われる方が多いのはちょっと残念ですよね。
根性論では売上は上がりません。
忙しい時はクレームが多いという幻想
店長が土日休む事の弊害としてよく言われるのが、これです。
土日は来店客数が多いので、当然クレームも多くなりがちです。
だからといって、店長が土日にいないといけない、という理由にはなりません。
それさえ分かっていれば、店長がすべき事は明白です。
自分が休む日の代役をしっかり立てることが出来ていれば何も問題はなくないですか?
自分の分身を作るのも店長の仕事なので、それがまだ出来ていないのであれば、早急に人材を選定し育成しましょう。
それが売上を上げるための近道ですからね。
にも関わらず、店長は土日にいないといけないという幻想に囚われる人はいまだに多いですよね。
そんな古い幻想は、早く捨ててしまいましょう。
そういう考えは生産性を落とすことはあっても上げることのない古い思考なので、切り替えは大事ですよ。
店長って本当に土日休めるの?
そんなに店長が土日休むことを勧めるということは、本当に店長が土日休んでも問題ないんだろうな?
という声が聞こえそうですが、問題ありません。
よく懸念される内容については、以下の通りです。
取引業者は土日が休み
設備関連の業者なんて最たるもので、土日に電話したところで営業さんには連絡が付きません。
じゃあ、店長のいない土日に設備関連の不具合があったりしたらどうしたらいいの?
と思うかもしれませんが、問題ありません。
設備関連で不具合があった時は、どの業者でも緊急連絡先があります。
その連絡先に電話すれば、盆正月でも対応してもらえます。
それなのに、店長がいる必要ありますか?
全く必要ありませんね。
世の中の流行を知るには土日休むべき
店長が土日休むメリットがこれです。
ネットや雑誌で情報を得るのも大事ですが、やっぱり肌で感じることが重要です。
週末のショッピングセンターにいけば、家族連れだらけです。
そこに行けば、ファミリー層の購買意欲を向上させるためのヒントを得ることが出来ます。
平日よりも週末の方が、多くのイベントをやっています。
そんなイベントに積極的に参加することで、
土日休むことなく必死に汗水流して働いても、世の中の流行を知ることは出来ません。
それでもあなたはまだ、土日休まないんですか?
あえて言い切りますが、小売業の店長が土日休めば、店の売上は上がります。
これは間違いないです。
小売業の店長の休みの取り方についてよくある話
最後に、店長の休みの話になると必ず出てくる議論について、そろそろ決着をつけたいと思います。
小売業は長期連休が取れない?
昔から言われますが、こんな話はもう幻想です。
こういうと必ず反論する人が出てくると思います。
・長期休暇を取ると店が回らない。
果たしてそうでしょうか?
店が回らないのは、信頼できる部下がいないだけではないでしょうか。
現状の不都合な現実から目を背けていませんか?
長期休暇を取れないのは、客数が多くなるからなんとなく休むことに引け目を感じているだけ、ではないですか?
平日に休むメリットもあるのではないか?
よく言われるのが、平日に休む方がメリットがあるということですよね。
これは、
当然のことながら、平日の方がどこへ行っても空いています。
ディズニーランドでもUSJでも、当たり前ですが平日の方が空いています。
人気のカフェも施設も平日の方が並ぶことなく楽しむことができます。
これって、独身店長がデートに行くならウエルカムですよね。
炎天下に長蛇の列に並ぶのは苦痛でしかないですからね。
一方、子連れの店長からすると、週末のイベントが楽しみだったりします。
アンパンマンのイベントや仮面ライダーのイベントは、いつの時代も大人気です。
ですが、これらのイベントは平日にはあまり行われていません。
ですので、
そう考えると、独身店長が平日休むことは多くのメリットがありますが、家族持ち店長には平日休みのメリットはそれほどありません。
冒頭でも述べましたが、
これが店長の休みの取り方としては、ベストかと思われます。
まとめ
働き方改革がどうとか言われていますが、結局はその業種ごとで改革の内容は変わるかと思います。
小売業における働き方改革の第一歩は以下です。
・独身店長は平日休む
非常に簡単ですが、答えはシンプルですね。
これが出来る企業とそうでない企業。
生き残れるのがどちらかと聞かれれば、答えは明白ですよね。
果たして、あなたのお店はどちらに属していますか?
店長が土日休める環境になっていますか?
今一度再確認してみてください。
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