お酒の新商品が発売日前に買えてしまうってご存じですか?というかそれってどうなの?

お酒の新商品が発売日前に買えてしまうってご存じですか?というかそれってどうなの?

どうも、山田店長(@yamada_tencho)です。

 

突然ですが、お店によってお酒の新商品が発売日前に購入できるってご存じでしたか?

 

本日2021年6月20日(日)。

 

某GMSに行ったら、6月21日(月)発売のお酒(チューハイ)の新商品が店頭で販売されていました。

 

消費者目線で考えると、

 

話題の新商品が発売前に飲めてラッキー♪

 

てなもんですが、販売店側からすると

 

ありえないんです!

 

消費者目線だとラッキーなのに、販売店側からするとなぜありえないとなるのか?

 

一般消費者の方にもぜひ知っていただきたいので、あえて記事にさせていただきます。

 

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お酒の新商品が発売前に買えてしまう事が大罪となる理由

お酒の新商品が発売前に買えてしまう事が大罪となる理由

お酒の新商品が発売前に買えてしまう事が大罪となる理由

 

お酒の新商品が発売日前に買えてしまう事は、小売業界にとっては大罪なんです。

 

なぜかって?

 

だって、

 

新商品って最初の一回しか買わなかったりしません?

 

おいしかったらリピートするかもだけど、大体は一回限りで結局自分の普段飲みの銘柄に戻りますよね。

 

ということはですよ。

 

新商品は早く売ったもの勝ちなんです。

 

うちの店もそうですが、基本的にお酒の新商品は売り切り御免がほとんどです。

 

お酒は売れなかったからと言って、販管費割れする赤字販売が出来ません。

 

お菓子やドリンクの新商品が売れなかったら、最終的には赤字で売り切ることができますが、お酒は酒税法上基本的にそれができません。

 

なので、どの店も大体発売から2週間程度で売り切れる量を計画的に仕入れています。

 

で、そんな状況の中、

 

発売日よりもフライングして販売しているGMSがあるわけですよ。

 

正直物流の都合上、店頭ではなく店舗に発売日前に届くのは仕方ありません。

 

ですが、発売日が月曜なのに、それをその前の土曜や日曜に店頭に並べるっていうのはどうなんでしょう?

 

前述しましたが、お酒の新商品はリピートよりも一回売り切りが前提です。

 

これはどこの企業・量販店も同じなはずです。

 

となると、当然先に売った者勝ちになるわけです。

 

それを大手がやってしまうんです。

 

そりゃあ、中小の量販店が潰れるわけですよ。

 

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発売日以前に販売する事に違法性はないのか?

発売日以前に販売する事に違法性はないのか?

発売日以前に販売する事に違法性はないのか?

 

で、ここで思うのが、

 

メーカーの定めた発売日よりも前に販売する事に違法性はないのか?

 

という事だと思うのですが、くやしいですが自分の解釈では違法性はないという認識です。

 

というのも、メーカー希望小売価格もそうですが、あくまでもメーカーが勝手に決めている発売日というだけであって、それ以前に販売を始めて法的に処分を受けたという前例もないはずです。

 

ただし、あからさまに発売日前に大々的にそれをアピールして利益を得ようとするような陳列方法を取っていると、

 

メーカーからの条件が絞られる

 

という事は考えられます。

 

が、相手が大手量販店となると、メーカーも自分のところの商品の取り扱いを絞られたりもしたくないので、言いたくても言えない・・・。

 

というのが現状です。

 

では、この発売日よりも前に新商品を販売されている現状を解決する方法はないのか?

 

答えは、

 

今のところ解決策はありません。

 

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結局やったもの勝ちなのが現状

結局やったもの勝ちなのが現状

結局やったもの勝ちなのが現状

 

解決策がないというと元も子もないのですが、一言で言うと、

 

売る側のモラルの問題

 

という事になります。

 

普通に考えて、発売日よりも前に商品が手元にあるからといって、それをフライング販売するのってずるいですよねって話です。

 

これは法的にどうとかというよりは、道徳的にどうか?というような問題かと思います。

 

大手だとセンター物流を使っているのでエリアや店舗によっては、月曜発売の新商品が実際金曜日に店舗に到着したりします。

 

これはもう仕方がありません。

 

ですが、だからといってそれを発売日前に陳列するというのは、広い意味では独占禁止法に抵触するのでは?と思わなくもないのですが、実際の現場ではそんな事は1mmも気にされてないんだろうなぁ。

 

残念ですが、新商品が発売日前に店頭に並ぶことを物理的に抑制する事は、実質不可能です。

 

消費者からすると、

 

あの店に行けば新商品はいつも発売前の週末に買える

 

という付加価値が付くわけです。

 

つまり、その店の価値が上がるってことです。

 

そして、それが来店動機につながり、結果的に集客・売上につながる・・・と。

 

こうして、中小は大手に駆逐されて行く、という図式が出来上がる訳です。

 

悲しいですが、これが現実です。

 

まとめ

結論、大手がお酒の新商品を発売日前に販売する事を止める手立てはないし、それを法で取り締まる事もできません。

 

なんだか嫌な世の中ですね

 

とは言え、これについてはメーカーに強く言い続けて是正するようお願いするしかありません。

 

ちなみに、うちは物流の都合上発売日当日に店舗に商品が届くので、どうしても発売日前に新商品を売り込む事ができません。

 

なので、それと引き換えにメーカーには別で様々な協力をいただく形で還元してもらってます。

 

本来であれば、大手GMSと真正面から戦いたいところですが、そうもいかないのが実態ですので。

 

という事で、消費者目線ではうれしい話でも、販売店側からするとちょっとそれどうなの?という話でした。

 

同業者の方には共感いただけたと思うのですが、これについてみんなどう思ってらっしゃるんでしょう?

 

出来れば、Twitterの方でコメント等いただけると助かります。

 

ぜひ意見交換出来れば幸いです。

 

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プロフィール

山田店長

飲食店スタッフ⇒通信機器販売員⇒食品バイヤー⇒大手小売業現役店長へ。
現在は月商約5億・従業員数約300人の店舗で店長をやっております。店長経験はもう10年以上。
この経歴を元に、店長として持ってる知識と経験をここでお伝えしていきます。
現役店長さんの日々の業務に、少しでもお役に立てれば幸いです。

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