どうも、山田店長（@yamada_tencho）です。
私、実は職場恋愛の末に結婚しました。
以下に話す内容は、小売店の店長である私がシングルマザーのアルバイトを好きになり、結婚に至るまでの実話となります。
もし私と同じように、店長として未婚の子持ちの女性を好きになってしまった店長がいたとしたら、少なからず参考にはなる内容かと思います。
未来の妻となるシングルマザーのアルバイトとの出会いから、結婚に至るまでの紆余曲折を紹介させていただきますので、あなたのこれからの恋愛生活において、いくらかでも参考になれば幸いです。
未来の妻との出会い
未来の妻との出会い
私の勤める会社は、恐らく異動が他の会社よりも多い会社だと思います。
基本的に同じ店に1年以上勤務した事は当時ありませんでした。
現在の店舗はもう3年になりますが、当時は異動が多く、正直恋愛などしているひまがなかった、という状態でした。
未来の妻との出会いも、そんなバタバタしていた頃でした。
異動した先の店舗で、当時アルバイトとして勤務していたのが、今の妻です。
もうすぐ30歳のシングルマザー。
身長は自分と同じくらいで、いわゆる美人のモデル体型。
シフトは朝から夕方まで。
子供を保育所に預けているので、その間を利用してアルバイト勤務していました。
仕事に対する姿勢もすごくまじめで仕事熱心で、その働く姿を見るのがいつのまにか楽しくなっていました。
時々、保育所から店に電話がかかってきて、子供の体調が悪いからお迎えに来て下さい、というような連絡があったりしました。
子持ちの主婦アルバイトさんにはよくある話です。
当然そういった連絡があると、仕事を切り上げて子供のお迎えに行く訳ですが、そうやって彼女が早退する時の寂しさったらなかったですね。
業務上とは言え、そういった事があると、当然店長に報告をしてから業務を終了するのですが、その話を聞いた時は本当切ないというか、行って欲しくないって思ってました。
それからというもの、店長という立場をある意味利用して、彼女と会話する機会を業務中になんとか設けようと努力しました。
店舗の巡回も、彼女が売り場にいるのを確認してから出るようにしていましたし、彼女が勤務を終える時は必ず事務所にいるようにして、帰る時には「お疲れ様」と必ず声をかけるようにしていました。
そして、少しずつ接点を増やして、距離を縮めていく事を心がけているうちに、お互いの共通の趣味の話をし意気投合。
子育てとアルバイトの忙しい中、なんとか時間を工面してデートにこぎつける事ができました。
シングルマザーのアルバイトとの交際中の悩み
シングルマザーのアルバイトとの交際中の悩み
デートは子供を保育所に預けている時間限定です。
なので、夜デートする事はなかったです。
夜景を見にドライブするなんて事はできませんし、晩御飯をふたりで食べに行く、という事は一切ありませんでした。
恋愛初期は、昼間に映画を見てランチをしたり、ウインドウショッピングをしたり、時にはプラネタリウムに行ったりもしました。
できるだけ、お金をかけずに、ふたりの時間が長く取れるようなプランを考えてデートしていました。
彼女は、やっぱりシングルマザーということを負い目に感じていて、どうしても遠慮している様に見えていたからです。
デートの時も必ず割り勘にしてましたし、奢られる事に対してあまり良い風に思っていなかったように思います。
シングルマザーの彼女の子供との関係
シングルマザーの彼女の子供との関係
シングルマザーの彼女と交際を続けていて、もっとも気にかけたのが、彼女の子供でした。
デートの際の主なキーワードはやっぱり子供になります。
最近の子供の成長についての話がほとんどです。
やはり、親としては子供の成長が人生の一番の楽しみですからね。
でも、正直言うと、自分自身はもっとテレビの話や芸能人の話、最近流行りの映画の話なんかをしたかったのですが、どうしてもそういった機会は、一般的なカップルよりは少なかったのは事実です。
そして、一番残念に感じたのが、デートの当日になって子供の体調が悪くなったので、デートに行けなくなる、という事でした。
これは仕方ないのですが、どうしても、どうしてもやりきれない気持ちでいっぱいになりました。
そんな時にやっぱり考えました。
シングルマザーの女性と付き合った場合に、必ず直面する問題だと思います。
分かってはいましたが、時間的制約・突然の予定変更等、どうしても普通の交際とは違った制約が発生してしまう事に慣れるまで、一定の時間を要しました。
ただ、彼女の子供が自分に懐いてからは、子供も一緒に3人で出かけるようになり、3人で晩御飯を食べに行ったりするようになり、まだ結婚もしていませんでしたが、不思議な擬似家族体験をする事ができました。
彼女との2人の時間を過ごす事も大切ですが、やはり彼女が愛する子供を自分も愛せるか、それができればきっと将来もうまく行くんだろうな、とその当時は思って交際を続けていました。
プロポーズのきっかけ
プロポーズのきっかけ
そういった交際を約1年続け、自分の異動をきっかけにプロポーズをしました。
相手がシングルマザーで子持ちだというのにたった1年の交際で、と思われるかもしれません。
ですが、私は彼女を愛すると同時に、その子も同じだけ愛する事ができると確信できたのと、異動というタイミングもあったので、今しかないという思いでプロポーズをしました。
結果、彼女からOKももらい、今では彼女は妻となり、2人目の子供も授かる事が出来ました。
自分は初婚でしたが、正直「勢い」でプロポーズした部分もあります。
ですが、プロポーズってそんなもんじゃないのかなぁ。
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店長とアルバイトとしての関係をどうやって保ったか
店長とアルバイトとしての関係をどうやって保ったか
公私混同をしないために、自身の気持ちをいかにして抑えるかというのは、仕事中本当に苦労しました。
周りの目がどうとかいう以前に、やはり同じ職場で働ける事がうれしい反面、店長という立場上、全てのアルバイトさんと同じ距離感を保たないといけないので、それを維持するのが最も大変でした。
後から聞くと、彼女も同様だったようで、やはり仕事に全力を傾けないといけないのに、これまでよりも業務の効率が落ちていたのは否めませんでした。
結果として、お互い同意の上で彼女には職場を変えてもらいました。
お互い仕事は仕事としてプライドを持ってしたいし、そんな精神状態で仕事をする事自体が嫌だったからです。
いろいろ賛否両論あるかとは思いますが、ふたりで話し合ってそうする事で、結果としてお互いの愛をさらに育むことができました。
他の社員・アルバイトにばれないために
今更ですが、同じ職場で交際中に最も気をつけた事が、他の社員やアルバイトにふたりの交際がいかにしてばれないようにするか、でした。
デートの待ち合わせは、基本的に自分が彼女の家まで迎えに行っていたのですが、当然彼女の家の近くには職場を共にする他のアルバイトさんも住んでいるわけです。
なので、車を駐車する場所も、彼女の家の近所の大きな駐車場の一番人の目に付きにくい所に停めていました。
で、当然の事ながら、デートは地元で絶対しない。
これも暗黙の了解となっていました。
何が困るって、とにかく他のアルバイトさんに「目撃」される事です。
1秒でもそんな現場を見られた日には、間違いなく翌日の職場でいいメシの種にされる事が目に見えているからです。
デートの時はそうやって、地元付近での目をとにかく気にして行動していました。
仕事中はというと、基本的に感情を殺しつつ平静を装い、これまで通りを貫き通しました。
ただ、ふたりで並んでカウンターに立つ機会があったのですが、そんな時はカウンターの下で手をつないだりもしていました。
店長の私がシングルマザーのアルバイトと結婚した話まとめ
以上、シングルマザーのアルバイトだった、現在の妻現役店長の私との馴れ初めを少し紹介させていただきました。
正直シングルマザーの女性との交際は、普通の交際とは違います。
とにかく、何はなくとも子供が一番になります。
これをどれだけ真剣に考えて交際できるか。
これに尽きると思います。
今では2人目の子供も出来て、子供同士も仲良いですし、我々家族もうまくいっていますので、多分私の経験は参考になるのではないでしょうか？（笑）
もし今あなたが、シングルマザーのアルバイトさんに好意を持っているとして、私のこの体験が少しでもお役に立てれば幸いです。
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