どうも、山田店長(@yamada_tencho)です。
よくアルバイトの求人広告を見ていると、
・業界未経験者歓迎
・初心者でも安心
等のキャッチコピーを良く見かけると思うのですが、
バイト募集の応相談、未経験者・初心者歓迎は本当なの?
と、思った事はありませんか?
実際入社したら、
・素人では出来ない事ばかり
・マニュアルなんてあってないようなもの
そんな会社・お店もあるかもしれません。
そこで、そんなキャッチコピーに騙されたりしないためにも、月商5億の現役店長でもある私山田が、これらのキャッチコピーについて、雇用する側の本音で解説します。
勤務時間、曜日応相談は本当に相談に乗ってくれるのか?
普通は相談に乗ってくれます。
そりゃあ当然ですよね。
ですが、面接官によっては、「含み」を持たせる言い方をする人がいますので注意が必要です。
例えば、自分は平日のみ勤務希望なのに、聞き方として
こういう話が出てきたら要注意です。
なぜなら、平日のみ希望と言っているのに、土日出勤を匂わせているからです。
この場合入社後平日だけ勤務できると思っていたら、土日もシフトに入っていたります。
おかしいなと思ってシフト担当者に聞くと、
「面接の時に土日の出勤もお願いするって聞いてない?」
という事になります。
聞いてはいたけど・・・
そうならないためにも、バイト募集広告に「時間応相談」とある場合は、ちゃんと相談の上、勤務時間・曜日は明確にしておきましょう。
でないと、後々思っていたのと違う・・・という事になりかねませんからね。
裏を返すと・・・
「勤務時間、曜日応相談」でよくあるのが、働くのはどの時間・曜日いつでもOKと言ってくるお店です。
どの時間・曜日でも勤務出来るって事は、そもそも店の従業員の数が少ないんじゃないかと予想が出来ます。
最近はどの業界でも人手不足なので、一概には言えませんが往々にしてその傾向にあるかと思います。
だからその店がダメかと言うとそうではないのですが、どの時間・曜日でも勤務可能という事は従業員が少ない、つまり仕事がきついから離職率も高い?
という風にやはり考えてしまうし、実際私もブラック企業に勤めていた時は、そこの求人のキャッチコピーは「やる気」だけでしたね。
それさえあれば後は何もいらない、みたいな感じです。
そんな変なバイト先で勤める事にならないためにも、バイトの面接の時にはここは注意した方がいいですね。
いつでもOKと言われるよりは、
「この曜日のこの時間は勤務可能ですか?」
と聞いてもらえるお店の方が、後々言ってた事と違う、というような事にはなりにくいと思います。
業界未経験者・初心者歓迎って本当?
私が今店長を勤める店は、基本このスタンスです。
なぜ業界未経験者・初心者歓迎なのかというと、そんな方でもしっかり働ける仕組みが出来ているからです。
例えば、ブラザーシスター制度。
勤務して最初の一週間は、こちらで決めた教育係りの先輩と勤務曜日・時間を全て合わせます。
出勤時間も退勤時間も全てです。
当然教える側には、新人教育マニュアルがありそれに基づいて指導していきます。
バイトでも正社員でも、とにかく入社後の1週間って慣れるまで緊張するじゃないですか?
なので、その期間はマンツーマンのブラザーシスター制度で勤務してもらっています。
会社によってこの辺りは様々でしょうが、未経験者・初心者歓迎という会社は、大体こういった制度のもとで新人教育が出来ているかと思います。
そうでも言わないと求人が来ない
実は、↑のような会社ばかりではありません。
というのも、さっきも言いましたが、私がかつて勤めていたブラック企業の求人広告は
「業界未経験者・初心者歓迎」
でしたからね。
いわゆる、来るもの拒まず、です。
基本的に人材は使い捨てだったので、それでよかったんだと思います。
そこまで言うと言いすぎだとは思いますが、当時私が勤めていたブラック企業は実際そうでした・・・。
とはいえ、「業界未経験者・初心者歓迎」をキャッチコピーに出す求人というのは、可能な限り門戸を大きく開いてより多くの人を雇用したいという狙いがあります。
店・会社の成長が早くて人材が足りていないか、離職率が高くて人が回っていないか、どちらかです。
ちなみに、その店が人が回ってるかどうか確認する簡単な方法があります。
それは、その店のピークタイムに電話してみてください。
お客様のふりをして、商品の問い合わせなんかしてみるといいかと思います。
・問い合わせについて折り返しの電話ではなく、その場で解決できるか?
この2点をクリア出来れば、そのお店はしっかり回っている、と判断してもいいかと思います。
求人を出す側から言っておきたい事
アルバイトを探す側からすると、出来るだけ幅のある条件の中から選びたいと思うでしょうが、基本的に条件の幅が大きいということは、それだけ人が足りていないという事です。
求人を出す側もぶっちゃけそれは分かっています。
なので、本当は時間帯や曜日を絞って求人広告を出したいのですが、そうすると当然募集が減ります。
そう考えるとなかなか絞れないというのが本音です。
それに、人が少ないからと言って、必ずしも仕事内容がきついとか、お店の雰囲気が悪いとか従業員同士の仲が悪いとかっていう意味じゃないですからね。
出来るだけ多くの人を雇用したいという気持ちの表れである、と思ってください。
逆に言うと、あなたがもしアルバイト先を探しているのでしたら、まずは求人の条件幅の狭いところから探していって、徐々にその幅を広げて行くような探し方をすると良いかもしれません。
まとめ
以上をまとめると、
・未経験者歓迎は、そうでも言わないと人が集まらないのかもしれない
という事になります。
誤解のないように言っておきますが、あくまでもこれは目安です。
そんなお店ばかりでない場合も多々あります。
ですが、そんな傾向にもある、というのは私も現役店長としていろんな店を見ていますので、実感として言う事が出来ます。
これからアルバイトを探すという人は、ぜひこの辺を参考にしてみてはいかがでしょうか?
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