どうも、山田店長(@yamada_tencho)です。
私は大手小売店の現役店長として、現在も多くの大学生の面接をさせていただいています。
そんな面接の中で最も重要なのが、自己紹介です。
短い時間でどうやって自分の事を人に伝えるか、非常に難しいとは思います。
大学生って、バイトの面接で一体どうやって自己アピールや志望動機を伝えればいいんだろう?
そんな風にお思いかもしれませんが、大学生の場合は何かとネタも多いと思うので非常に簡単です。
ちょっとしたコツと抑えるべきポイントだけ気をつければ、アルバイト面接で落とされる事はないでしょう。
もし人生初めてのアルバイトだったとしても、十分役立つ面接のコツやノウハウを紹介していきます。
以下では、
・大学生の効果的な志望動機
・大学生が必ず面接に合格する方法
これらについて、現役店長がしっかり伝授しますので、バイト面接前の参考にしてください。
面接の流れ
もうすでに高校時代にバイトを経験済みかもしれませんが、面接の流れを再度確認です。
②履歴書を渡す
③自己紹介・志望動機等伝える
④シフト等条件の確認
⑤後日合否の連絡
初めてだと緊張するかもしれませんが、月並みですが普段の自分をしっかりアピール出来れば問題ありません。
一般的なサービス業や小売業の面接では、以下の自己紹介を抑えておけば合格間違いなしです。
バイト面接での自己紹介の仕方~大学生編
まずは一般的な自己紹介として、以下の内容を面接官に伝えます。
・大学名
・何年生か
・現在所属している部活・サークル
・過去のアルバイト経験(初めてかどうか含む)
大学生のバイト面接でのポイントは、自己紹介の時に「誠実さ」をどれだけアピールできるかだと思います。
自分も面接官として多くの学生を見て来ましたが、高校生であれば若さとフレッシュさでほぼ合否を決めます。
ですが、大学生の場合は若さだけでなく、いかに誠実に仕事をしてくれるか、これに注目しています。
それを踏まえた上で、ハキハキとした口調で自己紹介出来れば問題ありません。
具体的な志望動機のポイント
↑のような自己紹介をそつなくこなすと必ず聞かれるのが
これを必ず面接官から必ず聞かれるはずです。
この質問にどう答えるかで面接の合否が決まると言ってしまってもいいかもしれません。
では、どういった回答をすればいいのでしょうか?
その一例を紹介します。
現在大学で英語を専攻しているのですが、将来的には英語力を生かして海外で仕事をしたいと思っています。
そのためにも、バイトをして渡航費用を貯めないといけないので、今回応募させていただきました。
この例の場合、英語の勉強をがんばっていますというアピールと、将来を考えて大学に行ってます。
この2つのアピールが出来ます。
最近は遊んでばっかりの学生も多い中、頑張って働こうとしている姿勢というのは、非常に印象としてはプラスになります。
ぶっちゃけ遊ぶお金が欲しく働くんだとしても、大学生ならこれくらいの事は言えないといけませんよ(笑)
もうひとつ例を紹介しておきます。
現在大学で○○を研究しているのですが、大学卒業後も大学に残り○○の研究を続けようと思っています。
ですので、今のうちに長く働けるアルバイトを見つけたいと思い、今回応募させていただきました。
面接官がもっとも良い印象を抱くのが、「長期で勤務を希望している」かどうかという事です。
アルバイトは人の入れ替わりも激しいです。
そのたびに人の教育をするのは、店としても会社としても時間と費用がどうしてもかかってきます。
ですので、長期で勤務出来るアルバイトというのは、人材としては喉から手が出るほど欲しいものです。
そんな折に大学を卒業してからも、さらにその先もアルバイト継続の意志を示してくれているのであれば、じゃあ採用しよう、という風になります。
面接官が大学生に求めるのは、誠実さと将来性です。
また、労働力としての生産性は高校生に求めるそれよりも期待しています。
つまり、
「大学生として勉学に励み、将来に対して自信のビジョンを持っているかどうか」
これらを簡単に述べるだけで大丈夫です。
企業面接ほど固く考える必要はないですが、大学生らしさ、これは意識してみるといいかと思います。
高校生活で何を残したかをアピールする
アルバイトの面接で大学生の場合良く聞かれる質問のひとつとして、これもよくあります。
「高校生活はどうやって過ごしていましたか?」
そんな事ほっといてくれ、と思うかもしれませんが、面接官はこの質問で↑でも紹介した「誠実さ」を確認しています。
私自身店長として面接する際はこの質問をします。
模範的な回答としては、
何かひとつの事に打ち込んでいた事
これを言えるかどうかです。
例えば、
・好きなバンドのライブに通うために、時間とお金を多く消費した。
・○○のバイトを週4日3年間がんばった。
つまり、何かひとつの事に集中してがんばっていたかどうか、これを知りたいのです。
要は、うちの店で働いても長く続けられそうかどうかを知りたいんです。
部活をいくつもやってたり、アルバイトを転々としたりする人は、うちの店に来てもすぐに辞めてしまうんじゃないか?
そういった懸念があるかどうかの確認をこの質問でしているのです。
「高校生活はどうやって過ごしていましたか?」
という質問については、あなたが一番長く継続できた事を話しましょう。
そうすることで面接官に対する印象はぐっと上がるはずです。
面接時のNG例~大学生編
大学生の場合、誠実で継続力があるだろうなと判断出来れば面接で落す事はないのですが、中には落さざるを得ない人もいます。
具体的には以下のような大学生は面接で落しますので、反面教師として参考にしてください。
みだしなみが個性的
自己紹介以前の問題なのですが、まずはみだしなみです。
高校生の場合は、面接に制服で来ることがほとんどです。
ですが、大学生の場合は私服での面接となりますので、より個性が際立ちます。
私が小売業の店長として面接をして実際に落としたのが、あまりにも個性的なみだしなみの大学生でした。
過去に実際こんな大学生がいました。
・面接時にイヤホンを首にぶら下げていた
・足を組んだまま面接
うそでしょ!?と思うかもしれませんが、実際にいるんです。
いわゆるマナーの部分ではあるのですが、こういった大学生は不採用となりました。
あなたは大丈夫だとは思いますが、念のため面接前にはみだしなみとマナーを再度確認しておきましょう。
社交性に乏しい
ちょっと抽象的な言い方になるのですが、例えば
・話し方がハキハキしていない
・話に詰まる事が多い
仮に事務職だとしても、これらが出来ないとダメです。
接客やお客様対応のない部署だとしても、ある一定の社交性がないと従業員同士のコミュニケーションが取れないために業務効率が著しく低下してしまいます。
在宅ワークでなく、外で働くのであればある一定の社交性が必要となるのは当然です。
脅すつもりはありませんが、少々内気で引っ込み思案程度なら問題ありません。
あなたの周りにもいませんか?
明らかに人として壁を作って誰とも接しようとしない人。
まぁ、そもそもそんな人が面接に来るのか?
と思われるかもしれませんが、実際にいるんです。
私も店長として多くの人を面接して来ましたが、本当にいるんですよ、いろんな人が・・・。
面接に必ず合格する方法~大学生編
必ず合格するというと語弊があるかもしれませんが、大学生がバイトの面接で合格する具体的な方法としては以下の2点をアピールできるかどうかです。
・将来性
↑でも解説しましたが、この2点のみと言っても過言ではないでしょう。
大学生としてまじめに勉学に励み、大学生活の4年間をこのバイトを頑張りたいんです!
これが言えれば初めてのバイト面接であったとしても、合格する事間違いなしです。
まとめ
以上、大学生がアルバイトの面接でのコツを紹介しました。
まとめると・・・
・高校生活は何かひとつの事に打ち込んだ事をアピールする
・面接はやっぱりマナーも大事
・面接官はあなたの誠実さと将来性を見ている
これらを意識して面接に臨めば、一般的なアルバイトであれば落とされる事はないでしょう。
というか、私も現役店長として多くの面接をしてきましたが、むしろこういう学生だったらウエルカムです。
ちょっと長くなりましたが、私からのアドバイスは以上となります。
これらのアドバイスを再度復習して、次のバイト面接がんばってください!
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