人材育成とは!?ポイントは「ある事」をして伸ばす方法にあり!

人材育成とは!?ポイントは「ある事」をして伸ばす方法にあり!
人材育成とは!?ポイントは「ある事」をして伸ばす方法にあり!

どうも、山田店長(@yamada_tencho)です。

 

店長とは、店の売上を上げる事が仕事な訳ですが、その売上を上げるのはとにもかくにも「人」です。

 

つまりは、「人」を成長させる事が出来れば売上が上がるという事になります。

 

そんな事は分かってるけど、人材育成って難しすぎて何から手をつけていいか正直分からないんだよなぁ。

 

どういった業態・企業・店舗においても同じ事だと思いますが、このいわゆる人材育成というのが実に難しいんですよね。

 

人の上に立つということは、人材を育成し組織力をUPさせるという事を目標としなければいけません。

 

部下が増えれば増えるほど、この人材育成は難しくなって来ます。

 

そこで、この記事では、

 

・人材育成の具体的な手法
・人材育成でやるべき事

 

これらを分かりやすく具体的に解説します。

 

人材育成に行き詰まりを感じたり、なんだかうまく行かない、という店長や管理職の方はぜひ参考にしてみてください。

 

自分の店でも20名以上の社員と300人余りのアルバイトがいますが、人材育成の基本は以下に紹介する内容をベースとしています。

 

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人材育成と教育の違い

そもそも世の中の勘違いのひとつとして、人材育成と教育の違いを知らない事が問題だと個人的には思っています。

 

どちらも人を成長させるという意味では同じなのですが、ただ方法・手段が異なってくるので、人材育成に取り組む前にこの違いを理解しておく必要があります。

 

以下で簡単に説明します。

 

教育とは教えて育てる事

何を今さら・・・と思われるでしょうが、まさに今さらです。

 

ですが、これを理解していない人も多いので復習だと思ってください。

 

教育とは、まさに教えて育てる事です。

 

マニュアルがあったり、評価項目があったり、1年目計画・2年目計画等のノウハウが蓄積されており、ある程度の見える化がされています。

 

そういった仕組みが出来上がっているので、教育は数値化する事が出来て中期的・長期的な計画を立てる事が出来ます。

 

つまり、企業ごとで教育プログラムがすでに出来上がっており、教える側はそのマニュアルをこなす事で「教育」する事が出来ます。

 

これは、例えば接客マニュアルと同じものだと言えます。

 

相手がお客様か従業員かの違いだけです。

 

そう考えると、教える側も教えられる側もその教育マニュアルをこなせばスキルも上がって、結果的に売上UPになるという事です。

 

このように、会社・企業における教育の基本は、人にスキルや知識を教えてそれをもとに売上を上げる事、と定義出来ます。

 

一方、人材育成とは、この教育とは全く異なるもとなります。

 

人材育成とは伸びる環境を作る事

教育とは文字通り教えて育てる事でしたが、人材育成とは伸びる人が環境を作る事だと私は思っています。

 

それも、その人に合わせた伸びる環境を作ってあげる必要があります。

 

これはマニュアルなどを作る事ができず、人材が育成しやすい環境を作るという至極ざっくりな表現となってしまいます。

 

人材を直接育成するのではなく、人材が伸びる環境を作る事。

 

それら全般を「人材育成」という言葉で言い換えていると言ってもいいのかもしれません。

 

・教育とは、人が教えて人を成長させる事
・人材育成とは、人材が伸びる環境を作る事

 

では、これらを踏まえた上で、人材育成でやるべき具体的手法を紹介します。

 

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人材育成でやるべき事はただひとつ

結論、放置して伸ばす。

 

これに尽きます。

 

あなたもご存じだと思いますが、こういった格言ことわざがあります。

 

親はなくとも子は育つ

 

子供は育つ環境さえ整っていれば、親は必要ないのです。

 

人材育成の環境と仕組みを構築する

部下と子供を一緒にするなと思われるかもしれませんが、これはビジネスシーンでも実際に通用する格言だと思っています。

 

基本的に部下は教えて欲しいなんて思っていません。

 

やりたいようにやって、分からない事があったら教えて欲しいだけなんです。

 

あなたもそうじゃないですか?

 

上司や会社の決めた事だけをこなすよりも、自分で企画立案した施策を実行する方が楽しいですよね。

 

その途中で行き詰った時だけアドバイスをもらえたら、正直上司なんていらなくないですか?

 

それと一緒です。

 

子供は親(教育)を必要としていません。

 

自分が成長出来る整った環境(人材育成)があればそれでいいんです。

 

こういった人が成長出来る整った環境・仕組みを構築する事が、人材育成をする側・環境を作る側の最大の責務であるといってもいいでしょう。

 

PDCAを全て自分で出来るよう環境を整え、途中報告と最後に結果報告をさせる。

 

これさえ出来れば、人材育成は仕組みとして出来上がってきます。

 

この仕組みが出来上がれば、環境としてそれが人材育成の基本方針として根付いて来ますので、あなたの店・会社が放っておいても成長していくことになります。

 

人材育成は難しいとお思いかもしれませんが、実は非常にシンプルでその本質は「放置して伸ばす事」です。

 

まとめ

人材育成は難しいとか、どうすればいいか悩んでいたかもしれませんが、シンプルに考えるとこうなります。

 

・教えて伸ばすのではなく、放置してのばす
・その環境を作り、それを仕組み化する

 

人材育成とは、ただ、これをするだけです。

 

それで人が成長すれば企業・会社としても成長していきます。

 

これは大企業だけにあてはまることではなく、中小企業や個人商店でも同じです。

 

なぜなら、全ては人なのですから。

 

そんな簡単に行くか不安に思われるかもしれませんが、まずは放置してみてください。

 

そう、子供の成長を親が見守るように、ちょっとやそっと転んだくらいで手を差し伸べてはいけないのです。

 

参考記事
店長の人材育成~主婦アルバイト編-主婦は最良の顧客と心得よ!

店長の人材育成~学生アルバイト編~学生は褒めてほしいと思ってない!

店長の人材育成~フリーター編~フリーターは会社の資産と心得よ!

店長の人材育成~シルバー編~まだまだ若いモンには負けない!!

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人材育成のコツ
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プロフィール

山田店長

飲食店スタッフ⇒通信機器販売員⇒食品バイヤー⇒大手小売業現役店長へ。
現在は月商約5億・従業員数約300人の店舗で店長をやっております。店長経験はもう10年以上。
この経歴を元に、店長として持ってる知識と経験をここでお伝えしていきます。
現役店長さんの日々の業務に、少しでもお役に立てれば幸いです。

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