店長の人材育成~中堅社員編~中堅社員はもう飽きている!

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店長の人材育成~中堅社員編~中堅社員はもう飽きている!

どうも、山田店長(@yamada_tencho)です。

 

仕事は辞めないんだけど、イマイチ仕事のできない中堅社員って意外と多くないですか?

 

店長の人材育成~新入社員編~出来ない理由は聞きたくない!の記事で、新卒社員の15%は3年以内で離職するとお伝えしました。

 

理想としていた社会人像と実際の職場環境とのギャップが離職の原因となることが多いようですが、勤続3年~5年の中堅先輩社員は、どうなんでしょうか?

 

中堅社員の離職率というのは、統計としては公表されていないようですが、私の感覚だと小売業においては、新入社員よりは断然低く感じます。

 

では、なぜ中堅社員の離職率は低いのか?

 

それはきっと、もう今の仕事に飽きているからなんです。

 

えっ?どういう事?

 

仕事に飽きたんなら、その仕事を辞めるんじゃないの?

 

と思われたかもしれませんが、そうではないんです。

 

ここでは、イマイチパッとしない中堅社員の人材育成の方法を私なりの視点で掘り下げてみましたので、是非あなたのお店でも参考にしてみてください。

 

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仕事のできない中堅社員は今の仕事に飽きているという現実

仕事のできない中堅社員は今の仕事に飽きているという現実

仕事のできない中堅社員は今の仕事に飽きているという現実

実際自分の部下の中堅社員は、実は今の仕事に飽きているという現実。

 

まずはここに目を向けなければいけません。

 

中堅社員になってくると、ある程度そつなく仕事はこなすはずです。

 

でも、それ以上でもそれ以下でもない人間が出てきます。

 

そんな中堅社員は、なぜか仕事が出来ないというレッテルを貼られる事になります。

 

実は、この中堅社員、仕事ができないのではなくて、今与えられている仕事では、自分の力を100%発揮出来ていないだけなんです。

 

例えば、パソコン業務が得意な社員に、外回りの営業をやらせたところで、その能力を100%発揮できませんよね?

 

企画立案能力の高い社員に、PC入力作業をさせても仕方ないですよね?

 

例えが極端かもしれませんが、何が言いたいかというと、適材適所、出来てますか?という事です。

 

社員が最も嫌うのが、自分の能力を100%発揮できない仕事をさせられることです。

 

新入社員だとここで退職希望を言い出したりするのですが、中堅社員になってくると、「これも仕事だから仕方ない」と割り切ってやってくれます。

 

そんな思いで取り組む仕事なので、当然業務効率は悪く、生産性も低いことでしょう。

 

つまり、中堅社員の人材育成において最も重要な事は、その人事、適材適所になっていますか?ということです。

 

中堅社員には仕事を与えるな!?

中堅社員には仕事を与えるな!?

中堅社員には仕事を与えるな!?

では、一見イマイチパッとしないが、その能力をまだ出し切れていない中堅社員を育てるにはどうしたらいいか?

 

答えは簡単です。何もしない。

 

これが正解です。

 

もう3年以上も同じ職場にいると、自分ならこうするのにな、もっとこうやったら効率よくなるだろうにな、と誰しも思うはずです。

 

ただ、今自分が与えられた業務をこなす中では、それを発言する機会もなければ、思っていても実行に移す事などないはずです。

 

仕事が出来ないと思われている中堅社員だって、まだ仕事に対する向上心は持っているはずなんです。

 

その向上心を、上司が見つけてあげてないだけなんです。

 

なので、その向上心、言い換えるならば「やる気スイッチ」を見つけて、その人材に合った部署に配属してやればいいのです。

 

そして、後は放置です。

 

仕事は与えなくても大丈夫です。

 

新たな職責だけ与えてください。

 

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中堅社員は育てるな!伸ばせ!

中堅社員は育てるな!伸ばせ!

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会社でも中堅クラスになってくると、社会人としてわきまえるべき所はわきまえるでしょうし、人間的にもある程度出来上がってきていると思います。

 

そんな社員に対して、やりたくもない仕事をやらせて燻らせておくよりは、「やる気スイッチ」を見つけて、向上心を伸ばせる人材配置を見直すのが良策です。

 

それさえできれば、後は何もする必要はありません。

 

人材育成のためのアクションをこちらから何か起こす必要もありません。

 

必要があれば、その社員からこちらに相談なりなんなりを持ちかけてきます。

 

ただし、放置でいいのですが、「見る」事はしてあげてくださいね。

 

人間見られていると、さらにやりがいも出てきます。

 

で、時々見てあげて、良い所を褒めてあげれば尚良しです。

 

これまでパッとしなかった中堅社員が、目を瞠るくらいの成果を出す事間違いなしです。

 

【まとめ】店長の人材育成~中堅社員編

部下は、育てて欲しいなんて誰も思っちゃいません。

 

やりたい事をやらせて欲しいんです。

 

そのためなら、寝食を忘れるくらい全力で仕事に打ち込んでくれます。

 

上司の仕事は、「部下が寝食を忘れるくらい打ち込める場所」を提供してあげる事です。

 

そういった、適材適所の人事ができれば、店・会社全体としての人材の底上げができるのではないでしょうか?

 

仕事のできない中堅社員なんていないんです。

 

中堅社員に仕事をさせてあげられる環境を作れない上司がいるだけです。

 

少しだけ考えてみてください。

 

今、あなたはどちらの上司ですか?

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社員編 人材育成のコツ
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プロフィール

山田店長

飲食店スタッフ⇒通信機器販売員⇒食品バイヤー⇒大手小売業現役店長へ。
現在は月商約5億・従業員数約300人の店舗で店長をやっております。店長経験はもう10年以上。
この経歴を元に、店長として持ってる知識と経験をここでお伝えしていきます。
現役店長さんの日々の業務に、少しでもお役に立てれば幸いです。

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