どうも山田店長(@yamada_tencho)です。
経費をかけずに無料で効率良く求人広告を出す方法とかないかなぁ?
店長をしていると必ずぶち当たる壁があります。
それは、人手不足問題です。
昨今、サービス業・運送業等でその人手不足問題が重大な課題として掲げられています。
そうは言うものの、人材を採用するためのコストをあまりかける訳にも行かず、出来ればコストをかけずに無料でいい求人方法はないのか?
そうお思いの店長さんも多い事かと思います。
そこで、コストをかける前に無料で出来る、効果の出る求人広告の作り方のコツを2つ紹介させていただきます。
参考記事
⇒【目から鱗】アルバイト募集求人広告の書き方・キャッチコピーの例
①お友達紹介キャンペーンのコツ
まずは、月並みですが、お友達紹介キャンペーンです。
友人知人を紹介すると、1人あたり5000円分の商品券をプレゼントします、というよくあるやつです。
ここで重要なのは1点だけで、期間を区切る事です。
よくあるのが、ずーっとこのキャンペーンをやってるパターンです。
ずっとやってると効果が薄れるので、期間としては、夏休み前と人が動き始める春前がベストです。
この期間に、特に学生に直接口頭で伝えると、意外と紹介してくれたりします。
学生にとっての5000円は大きいですし、それが理由で友達を誘う事もできるので、ぜひ学生には積極的に声をかけていきましょう。
そして、この輪が大きくなると、○○高校の学生のアルバイトと言ったらあなたのお店、という風に定着してきます。
そうなったら、学生の労働力が充実してきますので、適材適所を見直すことで、店の無理・無駄・ムラを是正する事も可能になってきます。
あとは、主婦仲間も口コミで広がりやすいので、こういうのが得意そうな主婦アルバイトが必ず店にひとりやふたりはいると思うので、その人を味方につけて芋づる式で人を集めましょう。
いわゆるPTAの会長さん的な人です。
特別ボーナス目当てで、勤務時間外でも営業活動をしてくれる主婦アルバイトが必ず出てくるはずです。
そういった主婦の方を大事にして、実質無料で求人の宣伝をしてもらいましょう。
②店内求人チラシのコツ
店内で求人募集のポスターパネルを設置する、という意味ではありません。
店内で求人広告を出す時にはいくつかポイントがあります。
2.各売り場のコーナーに求人ポスターを立てる
3.求人広告無料テンプレートを活用してみる
では、それぞれのポイントを見ていきましょう。
持ち帰りの求人チラシを設置する
よくレジあたりで、求人のポスターを見かけたりすると思うのですが、ちゃんと持ち帰り用の求人チラシは設置していますか?
求人のポスターを貼ってれば、興味のある人は写メでも撮ってくれるだろう。
等と思っていませんか?
今は売り手主義なので、そんな待ちのスタンスではだめです。
B5以下のサイズで、それこそ手配り出来るような形にして、レジ付近に設置するのがいいと思います。
実際、買った商品を袋詰めする時に、ちょっとレジ袋にその求人チラシを入れてくれればベストです。
チラシの印刷費用はかかりますが、中身のデザインや体裁には構う必要はありません。
求人の最低限の条件と環境だけを記載しておけばOKです。
理由は↓で解説します。
各売り場のコーナーに求人ポスターを設置する
費用をかけず無料で求人する方法として、一番効果的なのがこれです。
一般的に求人ポスターは、店内入ってすぐの目に付きやすい所か、レジ終わりに設置されてる事が多いかと思います。
そうではなく、最も効果があるのは、各売り場のコーナーに求人ポスターを設置する、という事です。
どういう事かというと、店頭でのポスターだけだとイメージが沸きにくいんですね。
その求人ポスターを、実際に人を入れたい部門の売り場前に設置します。
すると、目の前で働いている人の姿をみて、自分がそこで働く事をイメージできるんです。
しかも、その求人ポスターは、ピンポイントでその部署の求人のみで掲載します。
そして、そのイメージが自分の物と一致すれば、じゃあ応募しよっかな、という風になるはずなんです。
そのイメージが出来れば、実際に勤務してからもイメージとのアンマッチもなく、長く働いてもらう事ができます。
で、レジ終わりで商品を袋詰めする時に、ちょっと持ち帰る事ができるチラシがあったりするとベストです。
こういった求人のちょっとしたコツを、ぜひ利用してみてください。
求人広告無料テンプレートを活用してみる
では、早速求人広告を出すぞ、となっても、まずはそのポスターを作成しないといけません。
これは業者に任せるか、社内完結できるか分かりませんが、何はともあれ作らないと始まりません。
この記事のタイトルでは「無料で出来る」とは謳ってはいますが、実質はチラシの印刷コストで若干費用が発生してしまいます。
デザインをなんとか自前でやってもいいのですが、出来るだけ費用はゼロにしたいですよね?
そんな方に朗報です。
実は、求人広告の無料サイトっていうのがあるんです。
参考サイト⇒求人広告無料サイトは⇒パワポン!
どうですか?
なかなかのクオリティじゃないですか?
しかも、これらが無料で使えるだなんて、ビックリです。
大事な求人広告とはいえ、手を抜けるところは抜いてもいいのかもしれませんね。
求人チラシのデザインに困ったり、製作過程で行き詰ったら是非活用してみてはいかがでしょうか?
求人広告を掲載する際には既存アルバイトにも周知徹底するべき
アルバイトの募集広告は、チラシを作って貼り出して終わり、というわけではありません。
自分自身実践しているのが、求人広告が掲載・掲示される場合には、アルバイトにも伝えるようにしています。
なぜなら、既存のアルバイトに、お客様からと未来の同僚から「見られている」という意識を付けるためです。
仕事にも馴れてくると、こういう「見られている」という感覚が薄れて、売り場でおしゃべりに興じてしまったりするんです。
また、実際の応募者は、売り場で実際に働いている既存のアルバイトを見て、あなたの店の評価をしているはずです。
なので、常に緊張感を持って各アルバイトが日々の業務に当たるように、配慮をしていきましょう。
こうやって、定期的に既存従業員に刺激を与えられるのも、求人広告を出す際のプラスの要素だと言えますね。
求人広告を長期間出し続けるのはNG
常に人が固定されない=ブラック企業
というイメージが世間一般ではあるかと思いますが、基本的にはその通りだと思います。
うちの店でも定期的に求人ポスターを掲示していますが、一定期間が過ぎたら採用の可否に関わらず一旦撤去するようにしています。
上記のような店頭での無料求人が終わったら、今度は折込に求人チラシを入れる、それが終わったらハローワークで一定期間掲載する、といった流れです。
毎月の販売計画と一緒で、求人についても計画的に行うようにしないと、その効果を100%発揮する事ができません。
あなたのお店はどうですか?
古い求人ポスターがいつまでも店内に掲示されていたりしませんか?
お店は地域におけるイメージで売っている、という側面も確実にあります。
そういった意味では、いつまでも同じ求人広告を掲載し続けるというのは、必ずしも得策だとは言えませんので、ぜひ求人方法についても、計画を立てて実行するようにしましょう。
まとめ
ということで、実際私の店でも試している無料で効果の期待できる、求人方法のコツを2つ紹介させていただきました。
ポイントとしては、
2.店内の求人広告は各売り場に設置し、持ち帰り用のチラシも置く
3.求人広告はあらかじめ計画を立てて実行する
以上となります。
お金をかければいくらでも必要な人員の確保は出来ると思います。
ですが、コストをかけずにいかにして費用対効果の高い求人が出来るかと言う事も、店長としての手腕が問われる部分でもあります。
ぜひこの記事を参考にしていただいて、より効果的な求人方法にチャレンジしてみてください。
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