現役店長が伝授!小売業で売上を上げる超具体的な方法3選!

現役店長が伝授!小売業で売上を上げる超具体的な方法3選!
現役店長が伝授!小売業で売上を上げる超具体的な方法3選!

どうも、山田店長(@yamada_tencho)です。

 

最近店の売上が下がってるんだけど、どうやったら売上って上がるんだろう?
誰か具体的に教えてくれないかなぁ?

 

私も月商5億円の店の店長として勤務する中で、日々あれやこれやと売上を上げるためにはどうすればいいのか施策を考えているのですが、どうにも売上が上がらない時があります。

 

そういった時にネットで「売上を上げる方法」とかで検索したりするんですが、どのサイトやブログを見ても絶対に明記されてないんですよね

 

具体的な方法が。

 

あなたもネットで調べた事ないですか?

 

でも、どのサイトやブログを見ても「具体的に」売上を上げる方法って書かれてないんです。

 

だったらという事で、ここでは、月商5億の現役店長の私が、いろんなパターンの売上を上げる具体的な方法を↓の3つの軸でお伝えしたいと思います!

 

その方法とは・・・

 

・客単価を上げる
・売上点数を増やす
・客数を増やす

 

どれもすぐに実践できる内容となっていますので、この記事を読み終わったらすぐに実践してみてください。

 

あなたのお店の売上が上がる事間違いなしです!

 

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なぜ他のサイトでは「具体的に」売上を上げる方法を伝えないのか?

なぜ他のサイトでは「具体的に」売上を上げる方法を伝えないのか?

なぜ他のサイトでは「具体的に」売上を上げる方法を伝えないのか?

本題に入る前に、なぜ他のサイトは具体的に売上を上げる方法を伝えないのでしょうか?

 

検索して上位に出て来るサイトは、ほとんどビジネス用語連発で、情報としては価値があるかもしれませんが、中身のない記事ばかりです。

 

売上の意味とは何か?みたいな事を大真面目に書いている記事もありましたが、こんなものは現場の人間には1mmも役に立たないですからね。

 

現場が知りたいのは、売上を上げるための具体的な方法なんです。

 

で、気付いたんですが、これって

 

書いてる人が現場の人じゃないんですよね。

 

その業界のお偉いさんが、様々な売上を上げる方法ではなく、理論ばかりをほじくり返しているんです。

 

だいたい、「売上を上げる方法」とかで検索する人が求めるのは、その理論じゃないですから!

 

必要最低限の知識でOK

私のこの記事は、

 

売上=単価×点数×客数

 

これだけ理解していただいていれば大丈夫です。

 

現役店長の方でしたら問題ないと思います。

 

難しい知識や理論は必要ありません。

 

売上を上げるためには、乱暴ですが「単価の高い商品をたくさん多くの人に販売」すればいいのです。

 

そんな事は分かっちゃいるけど、なかなかうまく行かないから困ってるんですよね。

 

言い換えるならば、

 

「お客様の求める量・質・サービスを、お客様が最も安いと思う最大売価で提供する事」

 

です。

 

それでは、今から、売上を上げるための具体的な方法をお伝えします。

 

一品単価を上げる具体的な方法

一品単価を上げる具体的な方法

一品単価を上げる具体的な方法

一番簡単なのは、売上を上げるには、商品一品あたりの単価を上げればいいんです。

 

でも、単純に値上げをすると、お店の人気も落ちちゃいますよね。

 

では、どうすればいいのか。

 

その方法を2つ紹介します。

 

値上げではなく適正売価にするということ

単純に、じゃあ取り扱い商品を全部5%値上げしましょう。

 

というのでは、もちろんありません。

 

考え方としては、適正売価にする、ということです。

 

基準としては、

 

①商圏に合わせた適正売価にする
②安すぎる売価を適正売価にする

 

これをベースに価格の見直しをしてみてください。

 

商圏で言うと、駅前店舗と郊外店舗では当然販売価格は変わってきますよね?

 

これは分かりやすいです。

 

では、例えば、となりのお店は1Lの醤油が198円で売っていて、あたなの店では同じ醤油が158円で売っているとします。

 

これを188円に価格を変更します。

 

この時の考え方としては、「値上げ」ではなく「適正売価への価格変更」です。

 

158円で売ろうが、188円で売ろうが、となりの店が198円で売っていて、条件が同じなら絶対あなたの店の醤油の方が売れます。

 

これをやるだけで、売上と粗利の両方がUPします。

 

ただ、最初はこの価格変更について、言葉に出来ない背徳感みたいなものを感じるかもしれませんが、相場とは流動的なものです。

 

あなたが思うほど、お客様はそういう意味では深刻には受け取らないものです。

 

それよりも、そこで得た利益をお客様に還元する方法を考えた方が、店のためにもお客様のためにもプラスになるはずです。

 

参考記事
小売業の価格の決め方-3大原則を分かりやすく解説します!

 

価格感度の低い商品の値段を見直す

もうひとつが、この価格感度の低い商品の値段の見直しです。

 

ちょっと分かりにくいと思いますが、これも適正な価格設定の一種です。

 

例えば、1枚880円のTシャツがあったとします。

 

それ980円じゃ売れませんか?

 

880円で買う人は980円でも買うと思いません?

 

アパレル商品というのは、そのブランド戦略や販促方法で付加価値を付ける事で、いくらでも売価を上げる事が出来ます。(当然例外はありますが)

 

そういう意味では価格感度が低い商品だと思っています。

 

消費者が商品を購入する際に、その価格を安いと思うかどうかについて一般的に常識的な価格設定のしにくい商品、これが価格感度の低い商品です。

 

そう考えると、アパレル・雑貨・インテリア関連は価格を弄るのが比較的容易です。

 

ですので、

 

・880円⇒980円
・1180円⇒1280円

 

このように、価格訴求でき、値ごろ感のある売価に設定する事で、同じ点数を売ってもより売上・粗利の高い商品になる訳ですね。

 

参考記事
どこよりも安く見える価格設定の具体的な7つの手法を公開します!

 

一品あたりの粗利を上げる方法

これは売上を上げるというよりも、粗利を上げる具体的な方法ではあるのですが、単純に

 

同じ商品であっても、これまでよりも安く仕入れて販売する事で粗利が上がる

 

という事です。

 

つまり、これまで原価80円、売価100円の商品でも、原価が60円になれば粗利率40%になりますからね。

 

具体的に商品を安く仕入れる方法は↓の記事を参考にしてください。

 

参考記事
バイヤー必見!商品を安く仕入れる具体的方法6選を紹介します!

 

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客点数を増やす具体的な方法

客点数を増やす具体的な方法

客点数を増やす具体的な方法

売上を上げる手段として、最も着手容易性があり、即効性のあるのが、この客点数を上げるという事です。

 

ここで紹介するのは、まとめ販売・バンドル販売と呼ばれる売り方です。

 

実際あなたのお店でもやってるかと思います。

 

一般的なのは、「1点58円・2点100円」のように、同じ商品でも複数買うと安くなるパターンです。

 

もうひとつは、ビール単品580円・枝豆単品280円、セットで注文すると680円、みたいにセット販売で安くなるパターンです。

 

単純に複数買った方がお得になるなら、もう1点・・・という人の心理を付いた戦略と言えます。

 

あなたのお店にはこういった客点数を増やすための施策って、何かされてますか?

 

まとめ販売のコツ

もうひとつこのまとめ販売について付け加えるなら、対象とする商品はできるだけ単価の低い商品がおすすめです。

 

例えば、スナック菓子や靴下・ストッキング・電池・洗剤・歯ブラシetc・・・。

 

いわゆる、使ってなくなる消耗品で、かつ、低単価だという事です。

 

買い替え頻度の高い商品だと

 

どうせまた使うからもう1個買っておこう

 

という心理が働きます。

 

これ、驚くほど効果があるので、もしあなたのお店でこういった客点数を上げる施策をされていないのであれば、是非積極的に取り組んでみてください。

 

間違いなく売上が上がります。

 

一品単価下げて売上点数を増やす

いわゆる週末特売で価格を下げて売上点数を伸ばす、という方法です。

 

198円の商品を158円にして、普段よりも客あたりの点数を増やします。

 

そうする事で、売上・粗利・客点数が増える事になります。

 

スーパーの日替わり商品でよく使われる手法ですね。

 

これは、単純に人の心理です。

 

・「いつもより安いんだったら、今日買っておこうかな。」
・「今日だけの日替わり商品なんだったら、今日買わないと損だ。」

 

この心理を利用することで、客点数は簡単に上がるのですが、気をつけるべきポイントがひとつだけあります。

 

それは、やりすぎると売れなくなる、という事です。

 

そりゃそうですよね。

 

毎週末同じ商品を同じ価格で特売セールしていたら、毎週やってるなら今週は買わなくてもいっか、ってなっちゃいますよね。

 

ですので、同じ商品の特売は、どんなに早いサイクルだったとしても1ヵ月に1回までにしておきましょう。

 

いわゆる、「商品価値の鮮度」が落ちてしまいますので注意が必要です。

 

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客数を増やす具体的な方法

客数を増やす具体的な方法

客数を増やす具体的な方法

客数を増やす方法をネットで検索すると・・・

 

・新規顧客の客数を増やす
・既存客の来店客数を増やす

 

大体この2つが出てきます。

 

だから、そんなことは百も承知なんですよ!

 

その具体的な方法を教えろと!

 

こう思って止まないのですが、あなたも思った事ないですか?

 

そこで、私が実践して今現在成功している具体的な方法を2つ紹介します。

 

ポイントとなるのは、子供を主語に考える、という事です。

 

昨今少子化が進んでいるのはご存知かと思います。

 

そんなご時勢だからこそ、親は子供のためにより多くのお金と時間を費やします。

 

そこに焦点を絞った企画で、集客してみませんか?

 

子供のお絵かきコーナー

最近大手量販店でもやってますが、子供のお絵かき企画が当たっています。

 

具体的には、父の日や母の日、また敬老の日などに、子供に似顔絵を書いてもらうのです。

 

母の日を例にすると、母の日1ヵ月前から、来店時に紙と色鉛筆を設置したコーナーにお子様を呼び、お母さんの似顔絵を描いてもらいます。

 

その場では一旦その似顔絵を預かります。

 

その後、母の日の直前1週間~2週間前に、集まったお母さんの似顔絵を貼り出します。

 

そうすると、以前自分の子供が書いた絵を見るためにお母さんが再度来店してくれます。

 

他にも応用編として、ハロウィン・クリスマス・お正月等の塗り絵企画も同様の内容で行う事ができます。

 

つまり、様々な催事に合わせてこれを行う事で、リピート客を増やす事が可能となります。

 

それほど経費をかけることなく、間違いなく客数の上がる施策ですので、ぜひ実践してみてください。

 

キッズの体験コーナー

基本的に、親とセットの子供企画が客数を伸ばすコツだと思っています。

 

自分が以前成功した子供企画で言うと、

 

・子供のダンス発表会
・子供レジ体験
・夜店屋台関連

 

これらは外しませんね。

 

それぞれ簡単に説明します。

 

子供のダンス発表会

もしあなたのお店の近くに、子供向けのダンス教室とかあったら声かけてみてください。

 

催事スペースや駐車場の場所さえ提供すれば、必要な機材やらもろもろ全部まとめて持って来てやってくれますよ。

 

子供のダンス発表会って、2流・3流の芸人を呼ぶよりも、よっぽどいいですよ。

 

子供の親は来るし、なんなら祖父母やらその知り合い等、とにかく集客力ハンパねぇっす。

 

経費はかからないし、地域の繋がりも出来ますし、良い事しかないです。

 

子供レジ体験

これは、いわゆるキッザニア的なやつです。

 

子供の職業体験的なアレです。

 

キッザニアとの違いは、本物のレジで本物のお客様を相手にレジを体験する、という事です。

 

当然ですが、スタッフが付いてやるのですが、これが大評判なんです。

 

うちの店では、子供用の小さい制服を作って、このイベントを定期的に行っています。

 

実際子供がレジ操作をするので、お客様を相当待たせる事になるのですが、レジには「お子様レジ専用」と明記していますので、並ぶお客様もその子供のレジを打つ姿を見たいので、いつも楽しみにしていただいています。

 

子供も喜ぶし、親も当然その子供の姿を見て喜ぶし、子供にレジを打ってもらうお客様も喜ぶし、文字通り三方良し、そんな企画です。

 

夜店屋台関連

これは少し費用がかかってしまいますが、確実に集客につながります。

 

いわゆる夏祭りの夜店のやつです。

 

金魚すくいや射的なんかのあれです。

 

自前で準備してやるのもいいですし、業者に依頼してやってもいいですが、手間隙考えると業者頼みが楽でいいです。

 

この夜店屋台のポイントは、「冬でも集客できる」という事です。

 

イメージは単純に夏なんですが、実際しっかり告知してやれば、冬でも集客装置として機能します。

 

季節的にどうかではなく、子供が楽しめるかどうかが大事だったりしますので、これが意外と親御さんには喜ばれています。

 

まとめ

以上、簡単にまとめますと・・・

 

・一品単価を上げる
・売上点数を増やす
・来店客数を増やす

 

これが出来れば必然的に売上は上がります。

 

そのための具体的な施策として、

 

・適正売価の見直し
・まとめ販売の推進
・子供に焦点を絞った集客企画

 

これらを紹介させていただきました。

 

どれも実際に私が実践し、成果を出した内容です。

 

しかも、経費をそれほどかけることなく実践できる内容だと思います。

 

あとは、やるか、やらないかだけです。

 

売上を上げたいんですよね?

 

じゃあ、いつやるの!?

 

今で(以下略

 

お粗末様でした・・・(笑)

 

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プロフィール

山田店長

飲食店スタッフ⇒通信機器販売員⇒食品バイヤー⇒大手小売業現役店長へ。
現在は月商約5億・従業員数約300人の店舗で店長をやっております。店長経験はもう10年以上。
この経歴を元に、店長として持ってる知識と経験をここでお伝えしていきます。
現役店長さんの日々の業務に、少しでもお役に立てれば幸いです。

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