どうも、山田店長(@yamada_tencho)です。
アルバイトと言えばレジが人気みたいだけど、レジバイトで働くメリットやデメリットって、どんなのがあるんだろう?
不安になったりしますよね。
そんな方のために、もう10年以上現役店長である私山田が、レジアルバイトのメリットとデメリットを紹介します。
また、最後には実際にあったレジアルバイトのエピソードも紹介させていただきます。
これを読めば、レジバイトがあなたに合っているかどうかが簡単に分かりますよ。
レジアルバイトはメリットだらけ
あなたはレジアルバイトにどういったイメージをお持ちですか?
なんだかネガティブなイメージをもってませんか?
そんなあなたのために、実際のレジアルバイトの現場におけるメリットを、私のお店での事例を踏まえた上で紹介させていただきます。
レジアルバイトは基本的に単純作業で楽
レジアルバイトって、ある程度やることが決まっています。
2.お会計済みのかごに商品を移す。
3.お客様からお金を預かっておつりを渡す。
レジアルバイトの基本業務は、たったこれだけです。
最近はキャッシュレス化も進んで現金を触る機会も減りましたし、自動化されたレジの導入も増えてきていますので、よりレジの業務は簡略化されつつあります。
つまり、レジ業務は、
されてるんです。
言い方は悪いですが、頭をそれほど使わなくていいですし、レジ業務において動く範囲は決まっていますので、体力を大きく消耗することもありません。
そういった意味では、これまでなかなかアルバイトが長続きしなくて・・・という方にも、レジアルバイトのメリットは増えてきていますのではおすすめですね。
レジアルバイトで接客力が向上
商品のスキャンとお金の受け渡しが主なレジ業務だとはいうものの、ある一定の接客は必要です。
たとえあなたが接客が苦手であったとしても、実際の接客の内容といえばこの程度です。
全く接客が必要のない仕事ではないですが、最低限の接客は必要になります。
逆に言うと、最低限の接客能力は付く、という事がメリットにもあるということです。
そう考えると、今後またどこかで働くにしても、最低限の接客力があれば困ることもありません。
そういったこともあり、レジアルバイトは初めてのアルバイトとしても人気なんですね。
レジアルバイトは煩わしい人間関係とは無縁
レジアルバイトとして働くメリットは、間違いなくこれです。
だって、同じ時間帯の勤務で嫌いな人と一緒になったとしても、基本的にはレジは1台に付き1人ですからね。
業務中の煩わしい人間関係はないと言ってもいいかもしれません。
誰かに気を遣う必要もないので、目の前のレジ業務に専念できます。
これは他の仕事ではなかなか感じる事の出来ない、大きなメリットです。
うちの店でも、レジアルバイトを志望して来る人の応募理由が、
というのが多いですよ。
レジアルバイトはシフトが組まれやすい
レジアルバイトのメリットのひとつに、シフトの組まれやすさがあります。
どこのお店でもそうですが、一般的に早番・中番・遅番というような3部制のような形になっています。
朝の人は朝のみ、夜の人は夜のみ、という風にシフト組みされるのが普通です。
しかも、1時間あたりのある程度のレジ枠は決まっていますので、大体シフトが固定されるようになります。
レジアルバイトのメリットは、こういったシフト管理のしやすさもあるので、人気の業種なんですね。
レジアルバイトは実は稼げる!
レジアルバイトは営業中ゼロになることは絶対にありません。
ということは、深夜・早朝も営業している店舗であれば、その時間帯もレジが必要になります。
そこで、あえて深夜帯で勤務すれば、ちょっと給料もバカにならない額になってきます。
例えば、通常時給1000円であれば、夜10時~朝5時までは時給が25%UPとなります。
もしあなたが深夜帯での勤務可能なのであれば、ぜひ深夜帯での勤務をされた方が、昼間勤務よりも給与面でのメリットは大きいです。
さらに店によっては、週末手当のつくお店もあると思います。
そうなると、週末の深夜帯って、めっちゃ儲かる~!となりますよね。
ですので、あえて週末・深夜で時給UPさせるというのも、レジアルバイトの勤務方法のひとつです。
日本全国どこでもレジアルバイトは必要とされている
実はレジアルバイトは全国どこでも募集されています。
逆にいうと、
うちの店でもそうですが、レジの経験者は採用率が高いです。
どこのお店のレジでもやることにそれほど大差はありませんので、即戦力として期待ができるからです。
そういう意味では、レジアルバイトはある種の職人だと言ってもいいのかもしれませんね。
レジアルバイトは割と新人が多いので気が楽
特に初めてのアルバイトをする際に気になる人が多いようです。
周りが先輩ばかりで新人が自分ひとりだったらどうしよう?
これは結構初めてのアルバイトをする人にとっては大きな不安要素となっているようです。
ですが、安心してください。
ですので、レジアルバイトには比較的新人が多いということも、最初の不安を軽減させるという意味では大きなメリットと言えるでしょう。
ちなみに、うちの店では品出しで採用の人でも、まずはレジ業務を覚えてもらうようにしています。
なぜなら、レジを商品が通過して初めてお給料となる売上につながる、ということを理解してもらうためです。
その後、ある程度レジスキルが身に付いてから各部署へ配属となります。
そういうい意味では、うちの店はちょっと特殊かもしれませんが、とにかくレジは接客の基本でもありますので非常に重要視しています。
レジアルバイトにも当然デメリットはある
ここまでレジアルバイトのメリットばかりを紹介してきましたが、当然ですがレジアルバイトにはデメリットもあります。
ただ、そのデメリットもあなたにとってはデメリットにはなり得ない内容かもしれませんので、確認しておくことをおすすします。
あまりおしゃれは出来ない
レジアルバイトは店の看板です。
うちの店でもそうですが、
まぁ、これをデメリットとみるかどうかですが、普通ですよね?
もし、この程度の身だしなみでも自分はデメリットを感じると思うのであれば、レジアルバイトは辞めたほうがいいと思います。
ただ、一般的にはこの程度の規則であれば守れるのではないでしょうか?
この程度の規則が守れないようであれば、そもそもレジアルバイトは向いていません。
ですが、ほとんどの方はそうではないと思います。
そういった意味ではレジアルバイトをする上でのデメリットにはなり得ない、と言ってもいいかもしれませんね。
レジアルバイトは立ち仕事がしんどいって本当?
レジアルバイトのイメージって、ひょっとしてレジでずっと立ちっぱなしでしんどいのでは?と、思っていませんか?
レジ袋を補充したり、お客様が荷物を積める台をキレイにしたり、かごの整理をしたり・・・。
時間がある時は、レジ近くの商品の品出しを手伝ったりもします。
ですので、立ちっぱなしで腰がしんどい・・・なんて事は実はなかったりもします。
(ただし、レジのシフト上、繁忙時間帯のみでの勤務の場合はその限りではありません。)
そう思うと、レジアルバイトは立ち仕事だから敬遠しがちな方にとってもデメリットにはならないのではないでしょうか?
このあたり、実働的な部分でのレジ業務の具体的な内容については、入社前に確認しておくことをおすすめします。
レジアルバイトはこんな人におすすめ
ここまでレジアルバイトで勤務するにあたっての、メリットとデメリットを見て来ました。
では、レジアルバイトはどんな人に向いているのでしょうか?
現役店長としての経験上、以下のような方には特におすすめです。
単純作業が苦じゃない人
レジ業務は単純作業が多いです。
レジに商品をスキャンして、袋に詰めてお会計して、また商品をスキャンして・・・。
基本的にはこの繰り返しになります。
当然この間にいろいろな事があったりしますが、このルーチンワークが前提となります。
こういったある一定のルーチンワークに耐えられるかどうかも、適正を見る上では非常に大事です。
そう思える人には、レジアルバイトは特におすすめですね。
接客が好きな人
レジは日々多くのお客様と接する事になります。
お客様一人当たりと接客する時間は短いかもしれませんが、とにかくその機会は他の部署の人よりも多くなります。
レジはそんな部署ですので、特に接客が好きな人には向いている職種と言っていいかと思います。
自分の好きな事をメリットにしながら仕事ができるので、はまる人は逆にレジしか嫌だ、という人も実際私の店にも多くいます。
レジアルバイトの選び方
自分はレジアルバイトに向いてるなぁと思ったら、次に悩むのが、数あるレジアルバイトのどこに応募しようか?
ということだと思います。
ここでは、具体的なレジアルバイトの選び方について、現役店長目線で分かりやすく解説します。
レジアルバイトは勤務地で選ぶ
もっとも大事なのが、実は時給ではなく勤務地です。
なぜか。
レジアルバイトは、
一言でいうと、「ご近所さんの目が気になりませんか?」という事です。
うちの店のレジアルバイトさんも、ちょっと離れたところから通われる人が多くいます。
というのがあるみたいです。
そのあたり全く割り切れたらいいのですが、そうでない人が多いような気もしますが、あなたはどうですか?
通勤時間は短い方がいいでしょうが、そのあたりとのバランスをうまく取れる店舗であるかどうかの見極めは大事かと思います。
レジアルバイトは時給で選ぶ
勤務地の次に大事なのが、やっぱり時給です。
私の勤める会社では、基本的に品出し等他の部署よりも、レジアルバイトの時給をもっとも高く設定しています。
それは、お金を扱う部署でもありますし、お客様が最後に接客される従業員という意味でも非常に重要だからです。
ですので、レジアルバイトの時給を見る場合は、周りとの差を見ることも大事ですが、
もし、レジの方が低い時給の場合は、その店でのレジの扱いは「それなり」ということも考えられなくもありません。
あとは、曜日によっての時給UPがあるかも確認が必要です。
土日祝日の勤務は+50円みたいなのが理想です。
レジアルバイトの時給を見る際には、上記の点を踏まえて確認すると、より条件の良い店舗での勤務が可能になるかと思います。
レジアルバイトはできるだけ大型店を選ぶ
これは現役店長の意見としてぜひ参考にしていただきたいのですが、レジアルバイトを選ぶ際は店舗規模の大きい店舗を選んだ方がいいです。
なぜか?
答えは、
小型店で営業時間中レジが3人しかいない店と、レジが常に10人以上の店とでは、一人当たりの業務量にも差が出ます。
また、最も重要なのが、
これが意外と大事なんです。
小型店だと、自分が休む時は代役を立ててからでないと休めない、などという訳のわからないルールがいまだに存在したりします。
そりゃあ、レジが1人穴が開くだけで、店舗としては大打撃ですからね。
ということで、レジアルバイトを探すなら、できるだけ大型店を狙う方が長続きしやすいのでおすすめです。
私のお店で本当にあったレジアルバイトエピソード
最後に、私の店であったレジアルバイトのエピソードをひとつ紹介させてください。
一般的には、レジが混みあってくると空いてるレジへお客様を誘導して、レジを円滑に回すようにしている店舗がほとんどです。
これ自体はよくあることなのですが、
なぜだと思います?
お客様がわざわざ長い方の列に並んでくれるんです。
普通は早くお会計を終わらせたいので、列の短い方に並ぶはずですよね?
そこで、長い列にわざわざ並んだお客様に聞いたんです。
「なぜこちらの長い列に並ぶんですか?」と。
すると、
と、言われたんです。
そのお客様は、レジの〇〇さんを目当てに並んでいたんです!
特定の人にレジ打ちをして欲しいから、長い列にわざわざ並んでくれていたんです!
私はそれを聞いて感動してしまって、思わず絶句したのを今でも覚えています。
そう思われるような接客をできるレジアルバイトを雇用出来て、なんと幸せなんだろうと。
後日その事を〇〇さんに伝えると、
それを聞いて、本当にこの仕事をしていてよかったなと、つくづく思いました。
ここまで思えるほど情熱を注いでレジアルバイトに励む事をおすすめしたい、とは言いません。
ですが、レジアルバイトがそう思える可能性のある職種である、ということだけ覚えておいてもらえるといいかと思います。
※参考
⇒【現役店長が解説】レジバイトは辛い?レジあるあるで向き不向きを判定!
まとめ
さて、レジアルバイトのメリット・デメリットを紹介させていただきましたが、あなたには向いてそうでしたか?
やはり仕事なので、すべてが自由で楽というわけには行きませんが、
かと思います。
そこそこ稼げて、ある一定のやりがいが得られるのは、レジアルバイトのいい所です。
そう考えると、やはりレジアルバイトはおすすめかなぁとは思いますよ。
初めてのアルバイトの方も、これから別のアルバイトを探している方も、これを機にレジアルバイトを試してみてはいかがですか?
※その他スーパーのバイトについては↓でまとめています。